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    <channel>
        <title>デジタルビジネス・イノベーションセンター（DBIC）</title>
        <link>https://dbic.jp/</link>
        <description></description>
        
        <item>
            <title>【11月13日17:00-】Webサイトリニューアルに伴うアクセス制限のお知らせ</title>
            <link>https://dbic.jp/news/2023/11/11131700-web.html</link>
            <description><![CDATA[<section>
<p>平素よりDBICをご利用いただき、誠にありがとうございます。</p>
<p><br>この度、DBIC Webサイトリニューアルの為、<strong>2023年11月13日(月)17時より</strong>作業を実施いたします。</p>
<p></p>
<p>そのため、上記時間以降再びアクセスができるようになるまで数時間ほどかかる見込みです。</p>
<p></p>
<p>ご迷惑をおかけいたしますが、何とぞご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。</p>
</section>
<section><br>
<div style="text-align: right;">
<p><strong>DBIC事務局 </strong></p>
</div>
</section>]]></description>
            <pubDate>Mon, 13 Nov 2023 13:56:48 +0900</pubDate>
            
        </item>
        
        <item>
            <title>【横塚裕志コラム】「人材育成」を担当する人が持つべき能力</title>
            <link>https://dbic.jp/activities/2023/11/post-71.html</link>
            <description><![CDATA[<p>
1944年に設立され120か国以上が参加している、世界最大の人材・組織開発団体である<a href="https://www.td.org/">「ATD」（The Association for Talent Development）</a>が、「人材育成」担当者が持つべき能力を示している。以下に紹介する。
</p>
<p>
<ol>
<li><strong>Personal Capability</strong></br>
①コミュニケーション</br>
②エモーショナル・インテリジェンスと意思決定</br>
③コラボレーションとリーダーシップ</br>
④異文化感度とインクルージョン</br>
⑤プロジェクト・マネジメント</br>
⑥コンプライアンスと倫理的行動</br>
⑦生涯学習
</li>

<li><strong>Organizational Capability</strong></br>
①ビジネスインサイト</br>
②コンサルティング・パートナリング</br>
③組織開発と文化</br>
④タレント戦略・マネジメント</br>
⑤パフォーマンス改善</br>
⑥チェンジマネジメント</br>
⑦データとアナリシス</br>
⑧将来に対する準備
</li>

<li><strong>Professional Capability</strong></br>
①学習理論</br>
②インストラクショナルデザイン</br>
③デリバリとファシリテーション</br>
④テクノロジーの活用</br>
⑤ナレッジマネジメント</br>
⑥キャリアとリーダーシップの関係</br>
⑦コーチング</br>
⑧効果測定
</li>
</ol>
</p>
<p>
私はこれを知った瞬間、大きな衝撃を受けた。日本では、この世界標準についての報道や議論があまり行われていないと思うが、正面からこれを受け止めて、今までの人材育成活動そのものを見直す必要があるのではないかと感じた。率直な私の感覚を以下に3つ書いてみる。
</p>
<p>
<strong><u>１．人材育成の専門性</br></strong></u>
人的資本経営とかリスキリングとか、威勢のいい言葉が飛び交っている昨今だが、その議論に軸となる本質的な柱がないように感じている。DXだとかサステナブルだとか、何か流行りのことをつまみ食いするだけの発想になっているのではないかと感じている。</br>
「人材育成」あるいは「企業人の学び」を、もっと科学的に分析し、効果的なトレーニングを実施することが必要なのではないかと考えているが、まさに、このATDの能力標準はその一端を顕わしている灯台のように見える。</br>
欧米の企業では、このような専門能力を持った社員が人事部を構成して、自社の戦略を実現するための人材・能力を洗い出し、それを効果的に育成する方法を企画し、トレーニングプログラムをベンダーとコラボしてつくり、実施後の育成度を測定するという活動をしているのが一般的だと聞く。日本は、「しっかりお金かけてやってます」というようなふわっとした姿勢のままでいいのだろうか。人材育成の領域でも彼我の差は大きい。
</p>
<p>
<strong><u>２．専門性とは言え人間力や組織開発力も必要</strong></u></br>
「人材育成」というテーマだが、その領域の専門性だけではなく、Personal CapabilityとOrganizational Capabilityという分野の能力を必要としている。ここが、日本でのスペシャリストとイメージが違う。ATDが言うプロ人材とは、日本で言う「できるゼネラリストがある領域の専門性をも持った人材」というイメージだ。まさにこれこそ、プロフェッショナルであり、ゼネラリストやスペシャリストを超えた能力と考えるべきなんだろうと思う。
</p>
<p>
<strong><u>３．どこへ行って学べばいいの</strong></u></br>
これらの能力を習得するための研修プログラムが日本にあるのだろうか、と不安になった。最新の「学習理論」を例にしても、教えている機関が日本にはないのではないだろうか。どうするのだろうか。
</p>
<p>
DBICは、これに立ち向かうことを理事会で決めた。メンバー企業と一緒にトライしながら、新しい学び・人材育成を探しに行く挑戦を始める。
</p>]]></description>
            <pubDate>Wed, 08 Nov 2023 15:40:58 +0900</pubDate>
            
                <category><![CDATA[<2>コラム]]></category>
            
        </item>
        
        <item>
            <title>【横塚裕志コラム】ソフト開発は ソフト開発だけが目的ではない</title>
            <link>https://dbic.jp/activities/2023/10/post-70.html</link>
            <description><![CDATA[<p>ソフトウエア開発という仕事は、ソフトウエアの開発だけがその目的ではない。ソフトウエアの特性が論理的な構築物であるがゆえに、ソフト開発プロセスでは自然と論理的に俯瞰的にビジネスを分析することになり、ビジネス施策をより効果的な案に改善する効果を発揮している。しかし、そのことはあまり語られていない。私は長いSE経験のなかでこの重要な役割を実感するとともに、この役割を果たせることがまさにSE冥利に尽きると胸躍らせたものだ。これは、DXやイノベーションにおいてはより大事なことになるので、このコラムで書こうと思う。
</p>
<p>
<strong><u>１．ソフトウエア開発という仕事が、ビジネス戦略を実現するための「効果的なビジネス施策」策定をドライブする</u></strong>
</p>
<p>
戦略はそのアイデアだけでは実際の現場を動かすことはできない。戦略をさらに具体的な施策にブレークダウンして、実際の現場が動けるような形にしなくてはならない。例えば、組織ごとの仕事の役割や仕事の内容を定義し、そのやり方も決める。また、他のステークホルダーの関与や支援の方策も決める。</br>
ここで特徴的なのは、戦略は「感覚的な問題意識」や「こうしたいというイメージ」であることが多く、一方で、具体的な施策は「論理的」な検討が必須だということ。この二つのギャップをつなげることができるのがソフトウエア開発という手段だ。ソフトウエアは論理的な構造物であるゆえに、ソフトウエアの内容を俯瞰的に、論理的に検討することが、「施策」を論理的に検討することをドライブする効果を持つのだ。
</p>
<p>
<strong>その理由は二つある。</strong>
</p>
<p>
①	戦略を企画する人、その施策をデザインする人、ソフトウエアをデザインする人の3つの機能の専門家が協働することで効果的なソフトウエアがつくれるが、そのことは、3つの機能が密に対話することを促す。その密な対話が、戦略や施策をも深いものにしていく効果を発揮することになる。
</p>
<p>
②	戦略、施策、ソフトウエアは、未知のものである故に、左から右へ順に考えられるものではなく、ソフトウエアまで考えてみてまた戦略に戻ったり、施策から戦略に戻ったり、ぐるぐる回りながららせん階段を上っていくという検討プロセスが必要となる。このプロセスをソフト開発がドライブする。特に、SEが持つ論理的な構想力が、戦略や施策の検討が不足している点や矛盾している点を可視化することになり、戦略プログラム全体の品質が大きく上がっていく。「アジャイル開発」のプロセスには、ビジネスとの対話やらせん階段プロセスが組み込まれているので、まさにこの効果を実現できるフレームワークだ。
</p>
<p>
単に手作業での仕事を計算機に代替するという古いシステム化のときは、戦略を考えたうえで、ソフトウエア開発を委託するという左から右の順で事が進んだ。しかし、インターネットの時代から未知の価値を生むことを目的とするデジタル化が求められており、今までのような一方通行な順では効果的な検討ができない状況になっている。日本ではいまだに「ビジネス側がSEにソフトをつくらせる」という表現を使う人が時々いたり、「ビジネス側がSEに丸投げする」という現象が起きたりしている。そういうケースはほとんど、「戦略のための具体的な施策」が検討されず、ソフトウエアを開発するだけの目的で終わってしまい、実はソフトウエアが計画通りに価値を提供することができずに終わっていることが多いようだ。
</p>
<p>
<strong><u>２．現場に新しい価値が生まれていく状況を促し、測り、改善するフィードバックサイクルを実施する</u></strong>
</p>
<p>
ソフトウエアの開発が終了し、実際のサービスが稼働し始めるところから、フィードバックサイクルを回し、効果の実現に取り組む仕事を始めないといけない。新しい価値を提供するお客様、そしてそこに関わるステークホルダーの方々の実際の動きをセンシングしながら、目的実現に向けた活動を展開する。</br>
効果を最大限にするための施策、お客様へのPR、ご案内方法、告知内容などや、ステークホルダーへの連絡、協力の依頼、またソフトウエアの修正など、改善活動を行うことで、予定の投資効果が実現できる。</br>
そのためには、稼働後の価値提供の状況を測定する仕組みをソフトウエアに仕込んでおくことも必要だ。また、ソフトウエアや新プロセスのライフサイクルの検討、あるいは、ソフトウエアの稼働停止時の対応などをソフトウエアの中身を詰めると同時に検討しておくことも必要だ。
</p>
<p>
以上、ソフト開発が持つべき目的を明確にした。「ソフト開発」を単なるシステム開発プロジェクトと見るのではなく、「価値を届けるプログラムを構成する一つの要素」ととらえ直すことが今求められている。価値が実現できなければシステム開発プロジェクト単体の品質など意味がないのだ。</br>
また、ビジネスとSEという単純な構図では足りない役割が多くあるということがわかる。そして、ビジネスとSEが上下関係だと考えることの危険性がはっきり見えてくる。もっともっとデジタルが実現する「価値」に着目して、具体的な施策の有効性をSEの論理的な思考からレビューする重要性を認識すべきと思う。それがデジタルを理解するということであり、デジタルを競争力の道具として活用できる土壌となるのではないだろうか。
</p>]]></description>
            <pubDate>Wed, 25 Oct 2023 17:40:40 +0900</pubDate>
            
                <category><![CDATA[<2>コラム]]></category>
            
        </item>
        
        <item>
            <title>【横塚裕志コラム】デンマーク大使が語る 競争力1位になった理由</title>
            <link>https://dbic.jp/activities/2023/10/-1.html</link>
            <description><![CDATA[<p>
DBICメンバー企業の幹部の皆さんとデンマーク王国大使館を訪問し、大使や大使館の方から競争力1位の理由をうかがいました。 ここでは、ピーター・タクソ-イェンセン大使からのお話を書こうと思う。
</p>
<p>

<strong><u>１．	持続可能性への取り組みが、成長・イノベーションをドライブしている</u></strong>
</p>
<p>
大使が語る。</p>
<p style="font-style: italic; "><strong>「政府・民間・アカデミアが、サステナブル、特に温暖化への取り組みで世界をリードする気概で行動している。サステナブルな国にする、という変革モチーフが、政府や企業、大学に成長やイノベーションを起こしている。そして、これが競争力の源泉になっている。国民が、政府や企業の行動を注視しており、議員の選挙でもサステナブルへの考え方を投票の判断にしている。投票率は常に80％を超えており、毎回連立する政党が変わっている。」
</strong></p>
<p>

このお話で私が思うこと。
</p>
<p>
<ol><li>国の方向性を決める変革モチーフがあるからこそ、成長やイノベーションを起こすことができる、ということを改めて考えさせられた。既存の路線をただ進めているだけでは、イノベーションを起こせと言われても起こすトリガーがないのだ。やはり、変革するには、それなりの危機感を持った本質的なトリガーを必要とし、それをトップが明確に宣言し、トップ自ら旗を振ることが必要なのだろう。日本政府も、GXや少子化など多くの課題を認識しているようだが、デンマークと比較して何かが決定的に足りない感じがする。</li>

<li>国民が、サステナブルを自分ごととして考えていることが凄い。スーツにSDGsバッジをつけるとか、マイバッグを持つとかというレベルの日本とは全然違う様相だ。サステナブルへの自分の考え方をしっかり持ったうえで、政治、政府、企業の行動に強く関心を持ち、正しい国を自分で創っていこうとする責任感が凄い。投票率80％がそれを示している。個人一人一人の「Integrity」の重みを感じる。「Integrity」は、日本語に適当な言葉がないのだが、私は「真摯さ」が近いと思う。倫理観高く、自分で学びながら自分の見解を考え、損とか得とかに惑わされずに正しく真摯に意見を言い、行動する、という姿勢が日本人とは違う。かっこいいのだ。その「Integrity」の一つ一つの積み重ねが、競争力になっている感じがする。</li></ol>
</p>
<p>
<strong><u>２．若者の批判的な問いに答えることが、イノベーションをドライブしている</u></strong></p>
<p>
大使が語る。</p>
<p style="font-style: italic; "><strong>「企業の若手社員が、思っている疑問や問いを、ストレートに経営者に投げかける。そして、経営者がその問いに真摯に答えることでイノベーションが起きている。その問いは、サステナブルに関すること、効率性に関することだ。経営者にとって、その問いに答えることはかなりハードだが、その結果、新しい発見を促している。デンマークでは、「公平」を大事にしている。誰でも誰にでも意見が言える社会、性別に関係なく働く権利が行使できる社会構造を目指している。特に若者の意見が貴重で、それがイノベーションをドライブしている。」</strong>
</p>
<p>

このお話で私が思うこと。</p>
<p>
<ol><li>だれでも自由に意見が言えるフラットな社会、文化は企業にとっても、政府にとっても重要な要素に違いない。その対話の中で、新しい解決策が見つかってくる。逆に、ピラミッド型の文化では、上司に向かって自由に意見が言えず、解決に向けた対話が生まれない。そうなると変化が生まれず、せっかくのアイデアが埋もれてしまう。</br>
自ら各現場に出向き、若手社員を集めて意見を聞く機会をつくっていると自慢している社長がいるが、そういう場で批判的な意見を言えるわけがないと思う。フラットな文化は、長い時間をかけて作り上げてきた競争力だと思う。</li>


<li>批判的な意見が言える若手社員が素晴らしい。常に正しいことは何か、を考えながら生きているということがなければそれはできないだろう。そういう姿勢は、幼児のときからの教育に依存するかもしれないが、日本もそういうことを大事にする文化をつくっていきたいものだ。</li></ol>
</p>
<p>
以上二つの点を大使が話してくれた。</br>
さて、競争力とは何なのだろうか。1989年から日本は1位を5年続けている。「24時間働けますか」が流行語大賞の年だ。今は、残業無し・5週間の休暇という国が、日本の生産性の1.5倍で1位を連続して取っている。</br>
毎日同じ仕事を体力で頑張るゲームから、イノベーション・創造性で価値をつくるゲームに世界が変わってきたということだろうか。創造性は、個人が自立し、意見を自由に言い合うフラットな組織で、個人から生まれてくるものだということなのだろうか。</br>
私たちは、1980年代の高度成長の時代の成功体験から目を覚まし、創造性・イノベーションのための企業のあり方を考え直すことから始めないとならないのではないだろうか。そのためには、頑張る成功体験を持つ年齢の高い方々は既存事業で金を稼ぎ、新しい事業やDXなどの新しい取り組みは若者に主導権を譲っていくことしかないのかもしれない。
</p>
<p>
先日、ベトナムの方が中心のコンサートに行った。指揮者39歳、ピアニスト27歳、オーケストラのメンバーもいかにも若い。演奏内容は、ベテランぞろいのオケと比べると円熟度は劣るが、一生懸命さが心に響いた。荒削りながら新しい時代を演奏している感じが心地よかった。そういうことなのではないだろうか。
</p>

<p>
<h2 class="heading">参考</h2>
</p>
<style>
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    display: flex;
    flex-direction: row;
  }

  .numbered-list, .non-numbered-list {
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  .numbered-list li, .non-numbered-list li {
    margin-bottom: 5px;
  }
</style>
<div class="list-container">
  <div class="numbered-list"><p>【横塚裕志コラム】
    <ol>
      <li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2023/09/post-67.html"> DX案件の開発に忙しいあデンマークは　なぜ競争力世界一なのか</a></li>
      <li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2022/04/integrity.htmll" >リーダーの条件：INTEGRITY</a></li>
<li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2022/10/post-43.html">会社・部門・自分、どの変革が一番難しいでしょうか</a></li>
<li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2022/12/post-50.html">日本流から 世界標準に 仕事を「成長」させませんか</a></li>  
  </ol>
</p>
  </div>
  <div class="non-numbered-list"><p>【その他】
    <ul>
 <li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2023/10/dbic-3.html">【レポート】DBICスモール・スマート・ネーションズシリーズ　トップセミナー 「デンマークのイノベーション戦略と持続的競争力の源を探る」
</a></li>
  <li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2022/05/19.html">
【レポート】企業変革実践シリーズ第19回「信頼に基づく学校経営」</a></p></li>
  <li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2022/06/20.html">
【レポート】企業変革実践シリーズ第20回「信頼経営に必要なものは何か〜日本にある自然経営の事例から〜」</a></p></li>
      <li><a href="https://www.dbic.jp/events/2020/05/20200701-yokotsuka-22.html">
【レポート】横塚裕志が聞きたいシリーズ第22回　「サステナビリティ」というディスラプション リアルとオンラインのハイブリッド開催</a></p></li>
    </ul></p>
  </div>
</div>]]></description>
            <pubDate>Wed, 18 Oct 2023 18:16:12 +0900</pubDate>
            
                <category><![CDATA[<2>コラム]]></category>
            
        </item>
        
        <item>
            <title>2023年10月20日17時よりサーバー環境の移行に関するお知らせ</title>
            <link>https://dbic.jp/news/2023/10/2023102017.html</link>
            <description><![CDATA[<section><p>平素よりDBICをご利用いただき、誠にありがとうございます。</p>
<p><br />この度、ご利用のDBICウェブサイトはリニューアルする為、サーバー環境を刷新する運びとなりました。</p>
<p></p>
<p><strong><ul><li>2023年10月20日17時より新サーバーへの移行を実施いたします。</strong></li></ul></p>
</section>
<section>
<p>サーバ切り替えのために、上記時間以降ドメインが有効になるまで、数時間Webサイトのアクセスができなくなります。</p>
<p></p>
<p>ご迷惑をおかけいたしますが、何とぞご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。</p>
</section>
<section>
<br/>
<div style="text-align: right;"><p><strong>DBICチーム
</strong>
</p></div></section>]]></description>
            <pubDate>Fri, 13 Oct 2023 16:04:39 +0900</pubDate>
            
        </item>
        
        <item>
            <title>【横塚裕志コラム】ドラッカーに DXを学ぶ</title>
            <link>https://dbic.jp/activities/2023/10/-dx.html</link>
            <description><![CDATA[<p>
DXをさらに強力に推進していくため、そのヒントを探しに、温故知新ではないが、ドラッカーを訪ねてみることにした。Xすなわち「イノベーション」についてのドラッカーの見解を学び、インサイトを得ようという試みだ。</br>
主に、名著である「<a href="https://www.amazon.co.jp/Management-Peter-Ferdinand-Drucker/dp/0061252662">マネジメント</a>」にあたってみた。50年前の著作にもかかわらず、多くのヒント満載だが、その中から3つの点を書こうと思う。いずれも、忖度なしのストレートな主張で、彼の激しく強い危機感を感じる。
</p>
<p>
<strong><u>１．DXの成否はトップマネジメントの能力に依存する</u></strong></br>
ドラッカーは、第61章「イノベーションのマネジメント」でこう書いている。</br>
「現代というイノベーションの時代において、イノベーションのできない組織は、たとえいま確立された地位を誇っていても、やがて衰退し、消滅すべく運命づけられている。そのような時代に、イノベーションをいかにマネジメントするかを知らないマネジメントは、不適格なマネジメントである。これからは、イノベーションがトップマネジメントの能力を計る試金石となる。」
</p>
<p>
イノベーションの成否は「トップマネジメント」の責任だと明確に言っている。そして、「トップマネジメント」がやらなければならないことを二つ挙げている。
</p>
<p>
①	「トップマネジメント」たる者は、アイデアを奨励するにとどまらず、出てきたアイデアを「実際的、現実的、効果的なものにするには、いかなる形にしなければならないか」を問い続けなければならない。荒削りなばかげたアイデアであっても、実現の可能性を評価できるところまで検討させなければならない。
</p>
<p>
②	イノベーションを行うには、組織全体に継続学習の風土が不可欠である。変化への抵抗の底にあるものは無知である。未知への不安である。しかし、変化は機会とみなすべきものである。変化を機会としてとらえたとき、はじめて不安は消える。
</p>
<p>
このドラッカーの見解を読んで、味の素の藤江社長を思った。先日のご講演で、「計画ばかり作る習慣は捨てて、行動することを重視するために中期計画を廃止した」という強烈なリーダーシップをご披露いただいた。メンバー企業の多くで、「トップマネジメント」の強い意志を感じることが増えている。
</p>
<p>
<strong><u>２．DXは経済や社会を変化させること</u></strong></br>
イノベーションの意義についても見解を示している。</br>
「いまやイノベーションなる言葉は技術用語ではない。経済用語であり社会用語である。イノベーションをイノベーションたらしめるものは、科学や技術そのものではない。経済や社会にもたらす変化である。消費者、生産者、市民、学生その他の人間行動にもたらす変化である。」</br>
イノベーションは社会構造を変えることと定義しており、その好例を別の著作で書いている。</br>
「生産性を上げるための農耕器具が登場したが、かなりの高額で農家が購入できなかった。しかし、「割賦販売」という仕組みが編み出され、大きく社会構造を変えた。「割賦販売」こそ、イノベーションだ。」
</p>
<p>
まさに、DBICでも「障がい者の雇用イノベーション」を狙った研究会が動いている。NTTデータとJR東日本のコラボで、生産品＋デジタル＋運送＋駅の組み合わせで地方の産業変革を狙うプログラムも動き始めている。
</p>
<p>
<strong><u>３．現状をすべて捨てる覚悟でイノベーションに立ち向かうべし</u></strong></br>
「イノベーションの戦略は、「われわれの事業は何か。何であるべきか。」との問いから始まる。既存事業はすべて陳腐化すると仮定する。既存の製品、サービス、市場、流通チャネル、技術、プロセスは遅かれ早かれ陳腐化すると仮定する。そして、「より新しく、より異なるもの」を追求する。昨日を捨ててこそ、人材という貴重な資源を新しいもののために解放できる。」と、イノベーションへの戦略を示している。
</p>
<p>
一方で、ドラッカーも書いているのだが、大企業の社員は既存事業を否定すること自体を嫌う習性がある。従って、イノベーションを担当する社員は、そういう今までの「認知」を捨てる作業を一度やらないと役割を果たせないのではないだろうか。</br>
その事象は古くからわかっていたようだ。イノベーションの語源はラテン語で、in（なかに）とnova（新しくする）とが結びついてできているらしい。つまり、イノベーションとは、自らの内面、すなわち、モノの見方だとか認識だとか考え方だとか生き方などを改めることから始めないと実現できませんよと太古の昔からわかっていることらしい。DBICの「UNLOCK QUEST」「UNCHAIN QUEST」はまさに企業色の強い認知を捨て去る作業を行っているプログラムだ。
</p>
<p>
大日本印刷、電通デジタル、コニカミノルタなどでは、まさに既存事業ではない新しい事業での大きな成長が始まっている。
</p>
<p>
以上三つのテーマは、企業の社員にとっては実はあまり心地の良いものではない。社長の責任が大きい、とか、自社のビジネスは陳腐化する、とか言い出しにくい。だから、メディアや研修機関などでもこのようにストレートには言わない。
しかし、DBICのメンバー企業は、これらのテーマで奮闘している。自身を謙虚に反省しながら、日々努力されている。私たちDBICも、これらの戦略に沿って、より深い支援活動をしていこうと思う。
</p>
]]></description>
            <pubDate>Wed, 11 Oct 2023 13:09:19 +0900</pubDate>
            
                <category><![CDATA[<2>コラム]]></category>
            
        </item>
        
        <item>
            <title>【レポート】グローバル×ビジネス×AI　プログラム修了</title>
            <link>https://dbic.jp/activities/2023/10/ai-1.html</link>
            <description><![CDATA[<p>2023年9月22日、3回にわたる「グローバル×ビジネス×AI」のプログラムが終了しました。株式会社オリエント 代表取締役 二宮 英樹氏をナビゲーターに進めてきた本プログラム。最終回となる第３回ではマーク・アインシュタイン氏を講師に迎え、AIの先にある未来とそのインパクトについて触れていきました。当日の様子は以下の動画をご覧ください。
</p>
<div class="youtube--item"><div class="youtube">
<p><iframe width="448" height="252" src="https://www.youtube.com/embed/NF3hzM3IY7M?si=8jYKM8L9CenqciUf"  class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px; title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe>
</p>
</div>
<p>
最終回の講師のマーク・アインシュタイン氏は、相対性理論で世界的に有名なアルベルト・アインシュタイン氏のひ孫にあたる方。最終回の前半は、そんなアインシュタイン氏からは生成AIがこれからどう変わりDXに影響をあたるのか、量子コンピューティングやブレイン・テックがどのように進展していくのか、そしてそこでどのような倫理観や法整備が必要になるのかを専門的な知見からご紹介いただいています。
</p>
<p>
これを踏まえて後半は二宮氏のファシリテーションで、AIが自分たちのビジネスにどのようなインパクトをもたらすのか、そこに向き合うために何が課題になるのかを参加者同士で対話する時間となりました。そこで見えてきたことは、テクノロジーを活用していくことは必然であり、それを活用すること単体で考えれば難しいことは実はないこと。一方で実際に活用を難しくしていることは組織や人など、テクノロジー以外の問題が複雑に絡み合っている状態でした。
</p>
<p>
つまるところ、AIについてもやはりその活用においては、個人が既成観念から解放されるUNLOCK、そして新たな可能性に踏み出していくために過去の延長を断ち切る組織としてのUNCHAINが必要と言えます。DBICとしては今後もこうしたテクノロジーのトレンドを鑑みつつ、その活用に本質的に必要となる変革の在り方と、その先にあるインパクトを探究し続けています。AIに続くテーマも継続検討し、皆様にお届けして参ります。今後の展開もぜひご期待ください。

</p>
<div style="text-align: right;"><p><strong>(文責：DBICディレクター　渋谷 健)
</strong>
</p></div>
]]></description>
            <pubDate>Thu, 05 Oct 2023 11:39:39 +0900</pubDate>
            
                <category><![CDATA[<1>活動レポート]]></category>
            
        </item>
        
        <item>
            <title>【横塚裕志コラム】この仕事をやらないから DXができない AIが活用できない</title>
            <link>https://dbic.jp/activities/2023/10/-dx-ai.html</link>
            <description><![CDATA[<p>世界の多くの人が学んでいるある本にこう書いてある。
</p>
<p style="font-style: italic; "><strong>「DXを実行するためには、ニーズを定義し、ステークホルダーに価値を提供するソリューションを推奨することにより、エンタープライズにおけるチェンジを可能にする専門活動が必要。」</strong>
</p>
<p>
この宣言はある意味当たり前のことを言っている。しかし、現実はこの仕事に真剣に取り組むことができていないから、DXが進まない状況になっている。この仕事を疎かにしてデジタルに走るから、IT化とかPOCづくりでとどまっている企業があまりにも多い。AIへの取り組みも全く同様な現象が起きている。この宣言とは逆の順番で、AIを活用したいのだがネタはないだろうか、とか、データドリブン経営だから自社が持つデータで何かできないだろうか、というように逆に考える企業が実に多い。順番が違うと何もできないということに早く気がつかないといけない。
</p>
<p>
では、なぜこの仕事を多くの企業はやらないのか。たぶん、できる人がいないから、という理由と、こういう仕事が必要だということさえ知らない無知な状態だからという理由だろう。
</p>
<p>
この宣言をもう少し深く掘り下げてみよう。
</p>
<p>
<strong><u>１．	ニーズを定義するとはどういうことか</u></strong></br>
この本では、「ニーズを定義する」とは「顧客が抱えている潜在的な課題を発見・発掘する仕事」だという。「潜在的な課題」をディスカバリする仕事をやりなさいといっているのだ。この仕事はそう簡単ではない。紙よりスマホの方が便利かな、というようなレベルではなく、顧客自身さえも気づかないが、実は深いところで本質的に抱えている課題を見つけ出す仕事が求められている。単純にヒアリングしても出てこない。シンガポールのアクセラレーターが口を酸っぱく語っていたのが「顧客のプロブレム・ステートメントを書け」ということであり、まさに「ニーズの定義」だ。</br>
この難しい仕事を、大企業ではどの部門がやるべき仕事なのでしょうか。どの部門が担当部署だと決まっているでしょうか。たぶん、決まっていない。誰も担当がいない。だから、DXもAIもデータドリブンも始まらない。</br>
担当部門が決まっていたとしても、この難しい仕事を実行できる能力を社員が持っているだろうか。10年も同じように目の前の仕事をまじめにこなしている状態では、課題を見つける能力はかなり衰えていると理解すべきだろう。深く洞察したり感じる能力がほとんど退化しているという典型的な大企業病が蔓延している。しかし、この仕事の成否がDXの成否、さらに言えば、企業の10年後の生き残りを左右することになるのだ。難しいなどと言っている時間はない。これができる社員を育成することに取り組まなくてはならない。大きな経営課題の一つと認識すべきではないだろうか。
</p>
<p>
<strong><u>２．	ステークホルダーに価値を提供するソリューションを推奨するとは</u></strong></br>
ステークホルダーとは、このニーズを解決するために関わる多くの関係者を指す。関係者のそれぞれに対しての価値を創出し、それを実現することができるための業務改革、組織改革などを広くデザインする仕事が必要だと言っている。これも大変難しい仕事だ。これがデザインできないと、例えばマネタイズできないとか、利害関係が対立して実行できないとかプロジェクトが成立しないことになる。
</p>
<p>
先ほどの宣言に戻るが、この宣言は「<a href="https://www.itec.co.jp/store/products/detail.php?product_id=2991&utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_term=&utm_campaign=Z01_DSA&yclid=YSS.1000377910.EAIaIQobChMI1uiF6szbgQMV2MBMAh2S4QCUEAAYASAAEgIsEfD_BwE" target="_blank">BABOK　V3</a>」に書いてある。IIBAの前理事でKBマネジメントの清水氏から教えていただいたことなので間違いない。世界では、この仕事を「ビジネスアナリシス」といい、この仕事を専門に行うプロが「BA」という職種だと言っているのだ。それが当たり前なのだ。
</p>
<p>
AIの活用について、国際的なプロジェクトに参加し深く研究している、オリエント社の二宮氏からDBICのセミナーで日本企業のAI活用に関する課題をうかがった。ここでも、DXの課題と同様なことが多いとの指摘をいただいた。</br>
二宮氏やそのお仲間のAIを専門に研究している方のところに来る相談の90％が、「AIで何かしたいので相談に乗ってほしい」という依頼だそうだ。まさに、「ニーズの定義」という「仕事」をしないで、AIを何とかしたい、というところから始まっている相談のようだ。これでは、もし何かできたとしても、非常に狭い範囲での利用に留まり、ビジネスのコアにAIを適用するという本質的な課題には全く届かないようだ。これは、担当している方の問題より、企業としてAIを活用するときの仕事の仕方を間違えているという問題と認識すべきだろう。
</p>
<p>
あらためて、BAという職種のお仕事を企業として明確に認識し、組織上にポジションとして設置するとともに、適切な人材を選び育成する動きを採るべきではないだろうか。
</p>]]></description>
            <pubDate>Wed, 04 Oct 2023 15:24:21 +0900</pubDate>
            
                <category><![CDATA[<2>コラム]]></category>
            
        </item>
        
        <item>
            <title>【レポート】DBICスモール・スマート・ネーションズシリーズ　トップセミナー 「デンマークのイノベーション戦略と持続的競争力の源を探る」</title>
            <link>https://dbic.jp/activities/2023/10/dbic-3.html</link>
            <description><![CDATA[<p>
『<a href="https://info.dbic.jp/dbic-vision-paper-2">VISION PAPER 2</a>』で取り上げた小さいが賢く機敏な国々（スモール・スマート・ネーションズ）から、DBIC会員企業のトップの皆様とともに、日本企業が学ぶべきその強さの秘訣と変革へのヒントをより深く探求する、スモール・スマート・ネーションズシリーズ　トップセミナー。前回のスウェーデン編に続く第２弾を、2023年9月25日にデンマーク王国大使館 大使公邸にて開催しました。ピーター・タクソ-イェンセン大使をDBIC会員各社の社長など30名で囲み、現代社会における"人への投資の重要性"を改めて共有する時間となりました。当日の様子は動画をご覧ください。
</p>
<div class="youtube--item"><div class="youtube">
<p>
<iframe width="448" height="252" src="https://www.youtube.com/embed/zanvnTSfTW4?si=ZPdHuxQokHOTaZe7"  class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px; title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe>
</p>
</div>
<p>
デンマークは人口600万人弱ながら、IMD世界競争力ランキングでは2022年、2023年の２年連続1位となっています（なお、日本は2023年35位となっています）。そこで今回は「デンマークのイノベーション戦略と持続的競争力の源を探る」をテーマに、その秘訣を探っていきました。なおDBICはデンマークで「ソーシャル・イノベーション by デザイン」を推進する半官半民の研究機関デンマークデザインセンター（DDC）と提携しています。
</p>
<p>
冒頭はピーター・タクソ-イェンセン大使からご挨拶をいただき、その後デンマークのイノベーションへの取り組みをご紹介いただいています。その中で特に強調されていたのは持続可能性への取り組みが競争力の源泉となっているということでした。社会全体、とくに若い世代からの持続可能性な社会づくりへの関心が高まっており、企業や政治にはその責任が強く求められているとのこと。そのために若い世代が持続可能な社会を担っていくための、マインドセットから創り上げていく教育システムが確立されていること。そしてそれが産学連携を促進させ、投資機会を創り、スタートアップを生み出し、ソーシャル・イノベーションの実現につながっていく流れになっていること。つまるところ"ひと"が自律し、活きる環境が社会的に実現されていました。
</p>
<p>
今回のトップセミナーは、日本のソーシャル・イノベーションのためのプラットフォームとして活動するDBICとしても、濃密な学びの場となりました。その証拠に交流会の時間も各社のトップの皆様同士で単に交流するだけでなく、互いの気づきや問題意識を本音で時間いっぱいまで共有されていました。また一部では具体的な事業の連携に向けた相談も起き始めており、このトップセミナーが一つの起点にもなっていきそうです。今後もスモール・スマート・ネーションズシリーズをはじめ、トップセミナーは継続開催していく予定です。次なる展開もぜひ楽しみにしていてください。
</p>
<div style="text-align: right;"><p><strong>(文責：DBICディレクター　渋谷 健)
</strong>
</p></div>
<h3 class="heading">参考</h3>
 <div class="list-container">
 <ul>
<li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2023/06/dbicdbic.html" target="_blank">【レポート】【DBIC・スウェーデン大使館共催】DBICスモール・スマート・ネーションズシリーズ　トップセミナー「スウェーデンの産業イノベーション力と高い労働生産性の秘訣」</a></li>
<li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2023/09/post-67.html" target="_blank">【横塚裕志コラム】デンマークは　なぜ競争力世界一なのか</a></li>
        <li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2023/02/post-52.html">【横塚裕志コラム】デンマークって、どんな国？①</a></li>
        <li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2023/02/post-53.html">【横塚裕志コラム】デンマークって、どんな国？②</a></li>
        <li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2023/02/post-54.html">【横塚裕志コラム】デンマークって、どんな国？③</a></li>
</p>
  </div>]]></description>
            <pubDate>Tue, 03 Oct 2023 14:07:20 +0900</pubDate>
            
                <category><![CDATA[<1>活動レポート]]></category>
            
        </item>
        
        <item>
            <title>【横塚裕志コラム】「2025年の崖」とBA・PM・アーキテクトの育成</title>
            <link>https://dbic.jp/activities/2023/09/2025bapm.html</link>
            <description><![CDATA[<p>2018年9月に経産省が「<a href="https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html">DXレポート</a>」を書いた。そのなかで、各社に存在する古い情報システム、すなわち、「レガシーシステム」が経営改革の足を引っ張る可能性があるとの指摘を行った。それから5年が経過したが、状況は改善したのだろうか。</br>
最近、レガシーシステムを再構築するプロジェクトが苦戦しているとの話をうかがうことが多く、気になるところだ。再構築を決定する理由は、ブラックボックス化してメンテナンス時のコストが高くなった、とか、ハードやソフトのサポート切れで再構築せざるを得ない、などが多いようだ。
</p><p>
再構築に苦戦している理由で気になるのが以下のものだ。
</p><p>
<ol><li>当該システムの機能について、その目的・構造・詳細の設計図が既に存在しておらず、全貌も詳細も誰もわからない状態になっている。システムをメンテナンスする人も世代が交代しており、深く理解していない。ビジネス側も社内の定期異動で変わっており、理解している人はいない。</li>
<li>ビジネス側にシステム再構築の強い要望がないため、開発予算が確保しにくく、光が当たりにくいプロジェクトになっている。一方で、企業のコアの一部を構成している要素でもあり、止まってしまうと企業の活動に大きな影響が出てしまうので、IT側の責任でやりくりに奔走している。</li></ol>
</p><p>
こういう状態では、間違いなくプロジェクトは成功しないだろう。このような事象は、少し歴史のある会社なら多くの会社に存在する悩みだろうと推測される。私もSEの仕事が長かったので、「現行通り」という仕様が一番曲者だということをつらい経験とともに体で理解している。「現行通りでよろしく」と丸投げされたベンダーも大変だ。
</p><p>
多くの人が困っているのなら、こうしてはどうかというのが私の提案だ。
</p><p>
<ol><li>「現行通り」が可視化されない限り、この手のプロジェクトはうまくいかないのだから、まずは「可視化」に取り組むというフェーズを明確に設けることをしてはどうか。</li>
<li>せっかくコストをかけるのだから、現状を「可視化」した後、最新の技術を使うことにより、ビジネスプロセスの改革とシステム・アーキテクチャーの改革を実施する案を企画してはどうか。</li>
<li>これを実施することを通じて、宮大工が遷宮で技術を継承していくように、BAやPM、システムアーキテクトを育成することも兼ねたプロジェクトにしてはどうか。</li>
<li>育成の要素を盛り込むことで、暗いお荷物プロジェクトから明るい改革プロジェクトに変わり、担当する人のモチベーションも上がるのではないだろうか。</li></ol>
</p><p>
再構築プロジェクトを人材育成プロジェクトとするという提案だ。</br>
例えば、シニアなSEをBAとしてアサインする。そして、BAが「現行通り」というビジネス現場のプロセス可視化や、それを支える情報システムの機能を整理する役割を担う。そしてBAは、より簡潔な、より効率的な、より効果的なビジネスプロセス改革を起案することも同時に行う。こういう実務を担うことで、BAが成長し、他のどんな業務でも、BAのプロとして「業務の可視化」「業務の改革」を担当することができるようになることを狙う。そして、このようなプロ人材を増やしていくことで、組織が持つ改革力を強化していくわけだ。</br>
これを、PM・アーキテクトでも同じようにやってみる。
</p><p>
BA・PM・アーキテクトのプロを育成するためには、机上の学習よりも実際の練習プロジェクトが大事な場であり、この場をうまく活用して育成を図れることは有効な機会だ。これらのプロ人材は、通常のメンテナンス的な業務ではその存在価値がわかりにくいかもしれないが、これからのVUCAの時代では必ずその存在が価値を発揮することは疑う余地もない。
</p><p>
残るは、育成したいと思ったときに助けてくれる機関があるか、という問題だ。生のプロジェクトの中に入り込み、実際の課題に立ち向かうBAを支援・育成する機関が必要だ。単にBABOKとかPMBOKを教えるのではなく、そういうBOKをベースにしながら現実の課題に寄り添いながらコーチしていただけるようなジムがあるといい。企業側もジム側もこのようなことを共感しながら、共に発展していけるエコシステムがあるといいと思うのだがどうだろう。
</p>
<p>
<p>
<h2 class="heading">参考</h2>
</p>
<style>
  .list-container {
    display: flex;
    flex-direction: row;
  }

  .numbered-list, .non-numbered-list {
    flex: 1;
    padding: 0 10px;
  }

  .numbered-list ol, .non-numbered-list ul {
    margin: 0;
    padding: 0;
    list-style: strong;
  }

  .numbered-list li, .non-numbered-list li {
    margin-bottom: 5px;
  }
</style>
<div class="list-container">
  <div class="numbered-list"><p>【横塚裕志コラム】
    <ol>
      <li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2019/08/c20190805.html"> DX案件の開発に忙しいあなたへ</a></li>
      <li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2023/09/dx-5.html" >DXを４パターンに分類しつつ人材のあり方を考える</a></li>
<li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2023/07/ba.html">BAの役割を日本でも明確に定義するべき</a></li>
<li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2023/07/dx-3-1.html">DXを起こす 3種の神器の一つ「プロ集団」</a></li>  
  </ol>
</p>
  </div>
  <div class="non-numbered-list"><p>【その他】経済産業省のウェブサイト
    <ul>
      <li><a href="https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html">DXレポート ～ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開～</a></p></li>
      <li><a href="https://www.meti.go.jp/press/2021/08/20210831005/20210831005.html">デジタル産業の創出に向けた研究会の報告書『DXレポート2.1（DXレポート2追補版）』を取りまとめました
</a></li>
    </ul></p>
  </div>
</div>]]></description>
            <pubDate>Wed, 27 Sep 2023 16:36:29 +0900</pubDate>
            
                <category><![CDATA[<2>コラム]]></category>
            
        </item>
        
        <item>
            <title>【レポート】デジタル・ストーリーテリング　トレーニング・セッション</title>
            <link>https://dbic.jp/activities/2023/09/post-69.html</link>
            <description><![CDATA[<section>
<p>
2023年8月28-29日にかけて、米・バークレーのストーリーセンターの活動をリードするジョー・ランバートさんとブルック・へスラーさんのお二人をお迎えし、個々人のマイ・ストーリーを探究する「デジタル・ストーリーテリング」をDBICでも今後展開していくためのトレーニング・セッションを開催しました。当日はDBICディレクターの島崎・渋谷に加え、会員企業のメンバーも参加。今後UNLOCK QUESTなどのプログラムと連携した展開を具体化していきます。当日の様子は以下の動画をご覧ください。
</p>
<p>
</section>
<section>
<div class="youtube--item"><div class="youtube">
<p>
<iframe width="448" height="252" src="https://www.youtube.com/embed/dKyJsXlJzyM?si=Ke9vATMc1KmQeI0I"  class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px; title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe>
</p>
</div>
<p>
今回のセッションを開催するに至った背景は、DBICが提唱するS by 4Dの探求があります。特にディスカバーマイセルフ（自分自身の生き方を見つめなおす）とデザインシンキング（生活者視点の価値観に変革する）を探究し、その一つの形としてストーリーが重要だという結論に至っています。グローバルのトレンドを踏まえてもHOWを説明するのではなく、WHYを伝え共感を得るストーリーの重要性は高まっています。このため、DBICはストーリーセンターと提携し、「デジタル・ストーリーテリング」を日本で初めて展開していくために今回のトレーニング・セッションを実施いたします。
</p>
<p>
セッションでは個々人のマイ・ストーリーを探究するための方法論「セブン・ステップス」に基づいて、それぞれの内面をジョーさん、ブルックさんのサポートのもとに探求。その最大の特徴は自分自身の内面をストーリーとして書き上げること。単に何をやってきたかを羅列するのではなく、そこで自分は何を感じたのか、なぜそうだったのか、そしてこれから何を為そうとしているのか。自分自身に対して奥深くWHYを探究していきます。そしてそのストーリーを自分の言葉で語り、自分で表現するための映像を組み合わせて、一つの作品に仕上げていきました。出来上がった作品は以下よりご参照ください。
</p>
<p>
今回のデジタル・ストーリーテリングの内容は、ちょうどUNLOCK QUESTでのブートキャンプの内面的探究と、チームインサイト（アート・シンキング）での自らの在り方を描き出すプロセスとつながります。またUNCHAIN QUESTで取り組む組織変革リーダーの育成でも、とくに周囲を巻き込んでいくうえでとても重要なアプローチになっていきます。今後、QUESTの各プログラムの融合などを具体化し、2023年秋ごろから随時プログラム展開を進めて参ります。今後の展開にご期待ください。
<div style="text-align: right;"><p><strong>(文責：DBICディレクター　渋谷 健)
</strong>
</p></div>


<p><strong>〇共同代表　西野 弘より</strong></p>
<p style="font-style: italic; ">30年近い歴史のある米・バークレーのストーリーセンターとこの度DBICは日本マーケットに関して包括提携することができました。表面的に何があったかを伝えるだけではない、同センターの持っている"マイ・ストーリー"のノウハウは、現在世界中で活用されてきています。例えばカルフォルニアのフューチャー研究所では、未来のストーリー作りでも活用しています。
また興味深いことにMITなどからも2022年ごろからイノベーションの為にはデザインシンキングだけではなく、そこで何をどう実現していたいのかをストーリーとして描き伝えていくことが必要だと、盛んに言われるようになっています。
つまりこれからはデザイン・ストーリーを創っていくことが必要なのです。参加する方には個人にも、組織にも大きなインパクトをもたらしてくれるものになります。DBICとして本格的に提供をしていきますので、今後の展開にご期待ください。
</p>

<p><strong>〇ディレクター　島崎 理一より</strong></p>
<p style="font-style: italic; ">私がこのDSTの名前を知ったのは西野さんが初めて日本に紹介していた21年前だったと思います。年月を経て、今や世界中の大学院や大企業で大きく活用されるまでに成長していたのには驚きました。
確かに今回初めて参加し体験してみると、それぞれの参加者に向き合いながら作成を進める実に懐の深いプログラムだったように思います。2日間の圧縮版でしたが、自分と向き合いながらも自分がどうして行きたいかを1つのストーリーとして繋げることで見える世界があることに改めて気付かされたようです。まずは基本通りにやってみる、それを作ることで、そこから先、はじめて自分のオリジナルの発信方法が見えてくるように思いました。
またこの体験の参加でもう1つ大きいのは、参加者のお互いの作品について語り合い、また他の参加者の作成を別の参加者が支援することで、自分以外のストーリーにも大きく関わる体験です。そうした体験を通じてより自分や相手を客観的に見られるいい体験だと思います。
</p>

<p><strong>〇東京電力ホールディングス　石橋 雄司さんより</strong></p>
<p style="font-style: italic; ">「一人ひとりの人生そのものが素晴らしいストーリー」そんな当たり前のことに気づかされたセッションでした。過去に自分で撮った1枚の写真を無作為に選んで、それを基にマイ・ストーリーを構成してみましたが、その撮影したときの自分の気持ちだけでなく、その時感じた風、鳥の鳴き声などがよみがえってきました。デジタル・ストーリーテリングは、過去の自分を思い出すことからスタートするので、スムーズに探究することができます。また、一緒に参加したメンバーの個性、意外な一面も映像に表現されるため、巻き込みだけでなく、相手を理解することにも有益だと感じます。
</p>

<p><strong>〇JR東日本パーソネル・サービス　新井 文子さんより</strong></p>
<p style="font-style: italic; ">UNLOCK QUEST修了後すぐにセッションに参加する機会をいただき、3か月間の長いセッションの集大成としてストーリーを作成しました。1枚の印象的な写真に対する想いをシナリオに込め、さまざまな映像と音楽にのせて相手に伝える手法で自分自身の中に整理ができないくらいぎっしりと詰まった想いを効果的にまとめることができました。デジタル・ストーリーテリングの手法は、様々な場面でのアウトプットに大変有効ですのでぜひたくさんの方々に体験、そして習得していただきたいと思います！
</p>

<h2 class="heading">今回の参加者によるマイ・ストーリー</h2>
<ul><li>DBICディレクター　渋谷 健</br>
<iframe width="448" height="252" src="https://www.youtube.com/embed/m4z-sf6N238"  class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px; title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe>
</li>


<li>DBICディレクター　島崎 理一</br>
<iframe width="448" height="252" src="https://www.youtube.com/embed/H8kWsTc6VWA"  class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px; title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></li>

<li>JR東日本パーソネル・サービス　新井 文子</br>
<iframe width="448" height="252" src="https://www.youtube.com/embed/-xVoVhvHrzA"  class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px; title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></li></li></ul>


]]></description>
            <pubDate>Fri, 22 Sep 2023 13:49:40 +0900</pubDate>
            
                <category><![CDATA[<1>活動レポート]]></category>
            
        </item>
        
        <item>
            <title>【横塚裕志コラム】ヒトは 脱皮しながら マインドを変え行動を変えていく</title>
            <link>https://dbic.jp/activities/2023/09/post-68.html</link>
            <description><![CDATA[<section><p>ヒトは、脱皮しながら行動を変えていく生物だと知った。もちろん、身体そのものを脱皮するわけではなく、マインドを自分の力で脱皮していくのだ。脱皮すると、自然と行動が変化していくようになり、今までとは違う人生をつくっていくことになる。そんなことを感じる瞬間だった。
</p>
<p>
脱皮のスタイルはヒトによってさまざま。</br>
会社の論理という皮に気づき、肩にかぶさる皮を少し剥いでみるヒト。</br>
自信がなくて、いつもネガティブに考えている自分に気づき、胸にかぶっているその皮を直に見ることで、スタートラインに立つヒト。</br>
自分を見つめていたら、皮に隠れていた自分を見つけ、なにか肩の力が抜けていく気分というヒト。</br>
ヒト同士がこんなに素直に心を許して語り合えることができるんだということを知り、皮を剥いでその隙間から素直に自分を出してみて感激するヒト。</br>
顔にかぶさる皮が邪魔して、自分の視野がかなり狭くなっていることに気がつき、少し破ってみたくなったヒト。</br>
気が許せる仲間とだったら、皮を捨てて何かができると勇気が湧いてくるヒト。</br>
自分のための楽しさを求める自分に、脱皮したいと思うヒト。
</p>
<p>
以上は、<a href="https://www.dbic.jp/activities/2023/09/unlock-quest2023-2.html">UNLOCK QUEST</a>を3か月体験したヒトたちが発した言葉から、私が感じたそれぞれのヒトの脱皮の表情だ。彼らの発言は、何かのお手本に沿ったものではなく、自分が思い悩んだそのままを発している言葉だ。その背伸びしない、褒められようとも思わない、素直な言葉に、「脱皮しかけている様子」をはっきり感じとれる。そして、あらためて「ヒトは、脱皮しながら行動を変えていく生物だ」と知ったのだ。</br>
マインドの脱皮なので、外からはその状況が見えないが、そのヒトだけが感じている出来事なのだろう。でも、外からでも、その発言から脱ぎかかっていることを感じることができる。こちらまで、うれしくなってくる。コーチをしている渋谷氏も「共に成長している実感がたまらなく楽しい」とコメントしている。きっと、手伝うコーチも脱皮中のヒトも楽しいのだろう。
</p>
<p>
では、なぜ脱皮しかかることができたのだろうか。</br>
シンガポールでCLO（チーフ・ラーニング・オフィサー）を支援する仕事をされている三井氏に教えていただいた。</br>
「ラーニングは、世界では科学的な研究が大きく進んでいる分野だ。そのラーニング科学に基づいて、MBAを中心に多くのプログラムが開発されている。そのプログラムは大きく二つの種類がある。インプット型は、最新の情報を多く知ることで視野を広げるもの。アウトプット型は、マインドや行動を変えるためのもの。行動まで変えるためには、アウトプット型のトレーニングを受けることが必要。」</br>
まさに、UNLOCK QUESTは、「アウトプット型」のトレーニングであり、故に、参加者が自分で脱皮し始めたのだろう。</br>
インプット型のセミナーやカンファレンスでは、なるほど勉強になるという感じはあるが、行動を変えるまでのインパクトにはならない。自分への問いに対して自分に向き合いながら自分の素直な想いをアウトプットし、それをマンツーマンでコーチからフィードバックを受けてまた考える、というアウトプット型が、脱皮を強く促す大きなインパクトを持つようだ。
</p>
<p>
さて、QUESTプログラムを受けた方々を仮にQUESTERSと呼ぼうと思うが、QUESTERSの皆さんは、これからどうなっていくのだろうか。
私の勝手な推理を以下に２つ書こう。
</p>
<p>
<strong>①	ご自身が持つ裏に隠れていた能力が、徐々に表に出ていくだろう</strong></br>
私は、普通の企業人は本来持つ能力をほとんど発揮していないと思う。本来の能力が、組織の文化・常識とか上司の圧力、自分が持つ忖度心などに邪魔されて、ほとんど稼働していないように見えるのだ。その能力発揮を妨げている皮を脱ぐことができるだけで、本来の能力や好奇心、五感力などが機能し始めるに違いない。だから、少しずつではあるが、本来の自分に戻ることができ、やりたいことができてきて、眠っていたエンジンが動き出すように思う。そうなると、知りたいことや学びたいことが出てきて、知識や情報を武器として手に入れるような行動に変わっていくだろう。
</p>
<p>
<strong>②	もう一層の皮の存在に気づき、また脱皮するのだろう</strong></br>
忖度する態度がなくなり、素直に会社を見てみると、変えたくなることが見つかってしまう。人事制度だったり、組織構造だったり、商品なども変えた方がいいと思う「挑戦の心」が芽生える。しかし、それらを実際に変えることは相当難しい。行動をしても壁に当たる。そしてそこで、もう1回脱皮することを始めるだろう。その脱皮する力は、原則自分の力に頼ることになるが、心許せる仲間やコーチが背中を押してくれたり、助けてくれたりすることがあることを知っておこう。私自身の経験でも、登りたいけど登れそうにない高い壁があるとき、その壁の周りをうろうろしていると、白馬の騎士が現れたり、壁の向こうから縄梯子をぶら下げてくれる人が現れたり、壁の間に隙間があることを見つけたり、いろんなことが起こる。しかし、そういう奇跡は、「うろうろ」していないことには起きない。脱皮しようと努力すれば、何かが起こる。そんな人生になっていくと思われる。
</p>
<p>
QUESTERSの皆さんには、自分の感性に忠実に、自分の考えを大切にして、正しい仕事に挑戦してほしいと思う。それが、きっとイノベーションになると思うのだ。
</p>
</section>
<section>
<p>
<h2 class="heading">参考</h2>
</p>
<style>
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<div class="list-container">
  <div class="numbered-list"><p>【レポート】「UNLOCK QUEST」2023年上期
    <ol>
      <li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2023/06/unlock-quest2023.html"> スタート！（オリエンテーション）</a></li>
      <li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2023/06/unlock-quest2023-lx.html" > LXとは？</a></li>
<li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2023/07/unlock-quest2023-1.html">LXキャンプ</a></li>
<li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2023/09/unlock-quest2023-2.html">ラップアップ・セッション</a></li>  
  </ol>
</p>
  </div>
  <div class="non-numbered-list"><p>【レポート】その他
    <ul>
      <li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2023/03/2022-unlock-quest.html">2022年 UNLOCK QUEST 開催レポート</a></p></li>
      <li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2023/04/2022-questegb.html">2022年度 QUEST&EGB研究会　成果発表会
</a></li>
      <li><p><a href="https://www.dbic.jp/activities/2023/05/dbic-2.html">DBICのコミュニティの可能性を進化させる「ドライビング・コミッティ」発足</a></p></li>
    </ul></p>
  </div>
</div>
</section>]]></description>
            <pubDate>Wed, 20 Sep 2023 11:04:42 +0900</pubDate>
            
                <category><![CDATA[<2>コラム]]></category>
            
        </item>
        
        <item>
            <title>【レポート】2023.09 DBIC UPDATE</title>
            <link>https://dbic.jp/activities/2023/09/202309-dbic-update.html</link>
            <description><![CDATA[<section>
<p>
DBICの最新情報をお届けするDBIC UPDATE。2023年9月11日に恵比寿からDBICの最新情報をお届けいたしました。今回から２部制となり、１部は配信・２部では各社窓口の方同士でDBICの戦略的活用に向けた意見交換会を行っています。冒頭はヘッドライン・ニュースから。詳細は以下の動画をご参照ください。その後、DBICのホットトピックスと2023年度後半のプログラム予定をご紹介しています（後述）。
</p>
<p>
</section>
<section>
<div class="youtube--item"><div class="youtube">
<p>
<iframe width="448" height="252" src="https://www.youtube.com/embed/cocNyhhte_0?si=aUt6bj_TC5fRZB5y"  class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px; title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe>
</p>
<p>
<iframe width="448" height="252" src="https://www.youtube.com/embed/8YpAVC436Fo?si=WAqg-k5js-5wD92_"  class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px; title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe>
</p>
</div></div>
<div class="details">
<p class="description" style="text-align: center;" >
2023年9月　DBICアップデート
</p></div>
<p>
<h2 id="index1"class="heading">【ホットトピックス】</h2>
<ul><li><strong><u>DBIC新規参加企業のご紹介</u></strong></br>
DBICに新たに以下の4社が参加しました。DBICの場で生まれるオーケストレーション（社会での価値共創）がどのように進化するのか、ますます楽しみです。
<ul><li><strong>FPTジャパンホールディングス株式会社</strong></li>
<li><strong>NTTコムウェア株式会社</strong></li>
<li><strong>株式会社JALカード</strong></li>
<li><strong>SocioFuture株式会社</strong></li></ul>
</li>

<li><strong><u>ヨーロッパ/シンガポール視察</u></strong></br>
DBIC共同代表 西野より、DBICのパートナーであるスイス・IMDおよびデンマーク・デザインセンター（DDC）、およびシンガポール CATAPULTの視察について報告しました。これらの視察の結果得られた気づきは、LX-HUB構想に生かされていきます。
</li>

<li><strong><u>EXECUTIVE QUEST</u></strong></br>
2023年１月に開催し好評を博しましたEXECUTIVE QUESTの第二弾の開催が決定しました。12月10-15日に前回と同様に沖縄科学技術大学院大学（OIST）にて、各社の執行役員・部長級の方を対象に開催します。</li>

<li><strong><u>トップセミナー</u></strong></br>
8/30日に味の素 藤江社長をお迎えして日比谷で開催したトップセミナー。今後スモールスマートネーションシリーズの第二弾としてデンマーク大使館で（9月）、さらにIMDマンゾーニ学長をお迎えして11月にも開催予定です。また来年2月にはIMDマイケル・ウェード教授も来日予定です。</li>

<li><strong><u>障がい者雇用促進プロジェクト（ソーシャル・イノベーション・プロジェクト）</u></strong></br>
DBICで展開するソーシャル・イノベーション・プロジェクトの一つ「障がい者雇用促進プロジェクト」にて９月末にスウェーデン・サムハルを訪問することになりました。世界トップクラスの障がい者雇用のリアルを体感しに行きます。
</li>

<li><strong><u>体制変更に伴う一部プログラム変更</u></strong></br>
DBICの体制変更に伴い、UNLOCK QUEST/UNCHAIN QUESTのプログラムを一部変更しています。
<ul><li>UNLOCK QUEST：　</br>
旧）チェンジ　⇒　新）システム・ファシリテーション</li>

<li>UNCHAIN QUEST：</br>
旧）ビジネス・アジャイル　⇒　新）戦略シナリオ・クリニック</br>
上記に加えて週次の短いコーチング・セッション「ウィークリー・ダイアログ」を追加</li></ul>

<li><strong>デジタル・ストーリーテリング</strong></br>
DBICは米・バークレーのストーリーセンターと提携し、個々人のマイ・ストーリーを探究する「デジタル・ストーリーテリング」を今後UNLOCK等のプログラムの一環で提供していきます。詳細は2023年秋以降に随時ご案内していきます。
</li>

<li><strong><u>サテライト拠点 123Music（熱海）</u></strong></br>
熱海の元旅館でボイストレーナーでもある田中 直人氏が運営する123Musicと提携し、DBICのサテライト拠点として活用させていただくことになりました。UNCHAIN QUESTなどのオフサイトセッションを中心に今後積極活用していきます。
</li>

<li><strong><u>Webサイト構築</u></strong></br>
DBICのウェブサイトの更改作業を現在進めています。2023年秋に内容を一新し、公開予定です。DBICのコンセプトを改めて整理し、最新の活動や実践事例などをご紹介する環境をご提供していきます。
</li>

<li><strong><u>トランスパーソナル　関連支援施策</u></strong></br>
トランスパーソナルの社内展開に向けた個別セッションの対応を行っています。およびトランスパーソナルの受講状況からデータ分析を行い、個人別に必要となる変容のアプローチを整理する施策も提供を開始しています。詳細はお問い合わせください。
</li>
<li><strong><u>その他のアップデート</u></strong></br>
３か月に１回のDBIC UPDATEは２部制として今後運用していきます。第２部では各社関係者同士でDX等の推進に関わる意見交換の場となります。また企業変革実践シリーズについても同様に２部制として参加者同士の交流を促す対話の場を提供していくことを検討しています。今後改めてご案内して参ります。

</li></ul>

<h2 id="index2"class="heading">【2023年度９月以降に開始するプログラム】</h2>
<ul><li><strong><a href="https://www.dbic.jp/events/2023/08/dx-unlock-quest2023-1.html">UNLOCK QUEST</a></strong></br>
新たな未来に踏み出す"個"の変容に焦点をあて、自分自身の在り方を深く探究して変革に向けたマインドを形成し、自らが変革に踏み出すためのマスタプランを描き実践するためのプログラムです。2023年度下期は10月下旬より３か月間のコーチングプログラムとしてご提供します。ご好評につき、すでに定員間際。お申し込みはお早めにお願いいたします。</li>

<li><strong><a href="https://www.dbic.jp/events/2023/09/dx-executive-quest20231210-14.html">
EXECUTIVE QUEST</a></strong></br>
"事業"に焦点を当て、社会にインパクトを創出するために、実際に変革をけん引するリーダーたちが集い、分野や立場を超えてその実現に向けて共進していくための協働参加型プログラムです。前述の通り2023年12月10-14日の4日間、集中プログラムとして、エグゼクティブ（執行役員・部長級以上）を対象に開催いたします。
</li>

<h3 class="heading"><strong>アラカルト・プログラム</strong></h3>

<ul><li><a href="https://www.dbic.jp/events/2023/09/post-7.html"><strong>戦略シナリオ・クリニック</strong></a></br>
AIと戦略シナリオのフレームワーク、ファシリテーションの手法を活用することで、組織変革や事業創造などに向けた戦略にLXの観点を組み込んで実践可能にしていきます。
</li>

<li><strong>チーム・インサイト（デザインシンキング）</strong></br>
社会、組織、そして自分自身の相互関係を捉えなおし、真に向き合うべき問題とその解決に向けて必要な施策をデザインシンキングのアプローチによって導き出していきます。</li></li></ul>
</ul>

</p>
]]></description>
            <pubDate>Tue, 19 Sep 2023 17:30:21 +0900</pubDate>
            
                <category><![CDATA[<1>活動レポート]]></category>
            
        </item>
        
        <item>
            <title>【レポート】第6回「トランスパーソナルへの誘い」イベント</title>
            <link>https://dbic.jp/activities/2023/09/6-1.html</link>
            <description><![CDATA[<section><div style="text-align: left;"><p><strong> 第6回「トランスパーソナルへの誘い」イベント　〜Presented by UNLOCKed members〜
</strong>
</p></div>
<div style="text-align: justified;">
<p>2023年9月7日(木)、UNLOCK QUESTの修了生による自発的な試み「トランスパーソナルへの誘い」の第６回目を開催しました。</br>
本イベントは、より多くのDBIC加盟企業の社員の皆様へ、マインドセットの醸成・意識の変容の一歩目となるトランスパーソナルやUNLOCK QUESTへの興味関心を高めることを目的としつつ、参加者同士の意見交換を通じた仲間づくりの場として、2022年度上期UNLOCK QUESTの修了生の有志メンバー5名により自主的に企画運営しました。
</p>
<p>
当日の様子は動画をご覧ください。
</p>
<p>
<iframe width="448" height="252" src="https://www.youtube.com/embed/g2C3PD_uO4Q?si=1knzTOELrqSkLWLP"class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;  title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe>
</p>
<p>
当日は「レゴやモデル人形を使って、組織の問題認識に向き合ってみよう！」というテーマのもと、レゴや人形、写真等を使ったワークショップを行いました。</br>
個人で作品をつくるだけでなく、参加者全員で対話しながら作品を共有し、自身が抱える問題認識、課題解決について考えました。
</p>
<p>
<img alt="IMG_9354.jpg" src="https://www.dbic.jp/activities/images/IMG_9354.jpg" width="4032" height="2688" class="mt-image-none" style="" />
</p>
<p>
参加者は運営メンバーを含め、5社、計16名が参加しました。 ほとんどの方がDBICのイベント初参加者でした。
</p>
<p>
当日は、本イベントの目的説明から始まり、自己紹介を含むアイスブレイクとグラウンドルール決め等のチェックインを行い、その後、レゴやモデル人形を使ったワークショップを開始しました。
</p>
<p>
まずは「自身がおかれている現状のもやもや・課題」を表現しました。</br>
初対面であることや、体験したことのないワークだったため、最初は困惑して手が止まっている方もいましたが、徐々に会場の雰囲気も良くなり、和気あいあいとしたワークになりました。</br>
「自身がおかれている現状のもやもや・課題」では、組織の縦割りや階層構造、周囲のメンバーとの関係性などを表現している方が多く、共有の場では「あるある、私も同じ」と共感する場面もありました。
</p>
<p>
次に「その状況が続くとどういった結果になるか」を表現しました。</br>
最初のワークで表現されたものより、状況は悪化しており、具体的にイメージができるものとなりました。</br>
共有の場では「諦め」や「切り捨て」といったネガティブなキーワードが多くなりました。
</p>
<p>
最後に「本当のありたい姿・状況」を表現しました。</br>
今までのワークと違いポジティブなキーワードが増え、また短時間で作品が完成しました。</br>
共有の場では、参加者全員晴れやかな顔になり、組織の問題認識の発散と整理が達成されました。
</p>
<p>
<img alt="IMG_9351.jpg" src="https://www.dbic.jp/activities/images/IMG_9351.jpg" width="3888" height="2592" class="mt-image-none" style="" />
</p>
<p>
チェックアウト時に本イベントに対するコメントがございましたので、一部紹介いたします。
<ul><li>もやもやしていることや直面している課題をレゴなどで表現することが新鮮だった。</li>
<li>もやもやをそのままにして、より悪い未来を想像することで、本当はこう在りたいという状況を具体的に描くことができた。</li>
<li>もやもやの内容が周囲と共感することが多かった。どこの組織、会社でも似たようなことが起こっていることに気づいた。</li>
<li>同じもやもやした内容も、他の参加者は違った見方・考え方をしており、自分自身の視点を変える気づきになった。</li>
<li>自社のチームメンバーとの対話でもやってみたいと思った。</li></ul>
</p>
<p>
イベント後の懇親会では、ワークショップの振り返りやお互いの仕事紹介等の話で盛り上がり、とても楽しい時間となりました。
</p>
<p>
今後もこうした仲間同士のつながりを持ち続けられるコミュニティとしての運営は勿論、UNLOCK修了メンバー有志により、ワークショップも定期的に企画運営していきます。</br>
ご興味ある方や、テーマや日時についてのご質問がある方は是非、DBIC事務局へお問い合わせをお待ちしています。
</p>
</div>
</section>
<section>
<p class="description" style="font-style: strong; font-size: 20pt; color: grey;"><strong>トランスパーソナルへの誘いイベント運営メンバー</strong></br>
2022年度上期 UNLOCK QUEST修了者</p>

<ul><li>大日本印刷株式会社
片山　倫太郎（レポート執筆者）</li>

<li>富士通株式会社
桑岡　翔吾（ビデオ作成者）</li>

<li>株式会社リンクレア
部田　祐介</li>

<li>東京海上日動システムズ株式会社　
加藤　時人</li>

<li>DBIC
木村　有沙</li></ul>
</p>
</section>]]></description>
            <pubDate>Fri, 15 Sep 2023 17:14:05 +0900</pubDate>
            
                <category><![CDATA[<1>活動レポート]]></category>
            
        </item>
        
        <item>
            <title>【横塚裕志コラム】デンマークは　なぜ競争力世界一なのか</title>
            <link>https://dbic.jp/activities/2023/09/post-67.html</link>
            <description><![CDATA[<p>先日、デンマークデザインセンターにリサーチャーとして駐在している富士通の本多さんをお迎えして、デンマークが競争力世界一である秘訣をうかがった。デンマークは、IMDが発表している「世界競争力ランキング」で、2022年・2023年と連続1位であり、平均年収も600万円で日本の400万円の1.5倍、また、5週間の休暇を全員が取得している国だ。本多さんのお話、北欧に詳しい西野さんのお話を伺って私が感じたことを書こうと思う。
</p>
<p>
<strong>１．長期的な課題に取り組む姿勢</strong></br>
取り組むべき課題には、目の前の短期的な課題と10年後20年後を見据えた長期的な課題とがあるが、デンマークでは「長期的な課題」を重点的に考える傾向があるとのこと。これが、競争力を増す秘訣の一つではないだろうか。</br>
例えば、首都コペンハーゲンでは20年前には自動車の渋滞で様々な問題が発生したそうだ。そこで、これを長期的な視野で解決すべく、自動車から自転車へのシフトを進めることを決断し実行する。自転車専用道路の整備などをくまなく行うことで、現在では、自動車より自転車の台数が上回り、渋滞も解消し、CO2問題にも大きな効果を発揮している。
企業構造や社会構造の重大な課題に取り組むには、小手先の対応ではあまり効果がなく、しっかり議論したうえで「長期的な視野」で進めていくことの方が得策だということを国民が知っているようだ。</br>
長期的な課題を検討するにあたっては、20年後を想像しながら真の課題を見極めていく能力、多くの関係者にとっての利害を調整していく能力、意思決定の権限を持つ方の決断力など、短期的課題に取り組むのとは比較できないほどの難しい能力を必要とすることが想定される。しかし、多くの人のコンセンサスのもとに長期的に取り組むことができる「国としてのレベルの高さ」がそれを実現している気がする。</br>
マイナカードで20年後、せめて10年後、どんな日本を創ろうとするのかの議論が全くない状況が悲しくなる。日本は国全体として、政治家も有識者も企業人も、長期的視野でモノを考える能力が不足しているのだろう。
</p>
<p>
課題解決のプロジェクトに参加する人には、必ず「あなたは何のためにこのプロジェクトを進めているのか」という問いが発せられるとのこと。一人一人が自分の想いを心の芯から絞り出しながらプロジェクトに参画する姿勢、それが、表面的ではない真の課題に挑戦しようというチームのコンセンサスをつくっているように見える。
</p>
<p>
<strong>２．なぜ生産性が高いのか</strong></br>
デンマークは、面積が九州とほぼ同じ広さ、人口は581万人で兵庫県とほぼ同じ。国民IDをベースにした行政の電子化は世界一クラス。平均年収、休暇は上記の通り。</br>
なぜ、これほど生産性が高いのだろうか。
</p>
<p>
国民一人一人が、「自分と家族の幸福を第一と考えているから」というのが最大の理由のようだ。もちろん、自分と家族の生活のために働くわけだが、働くことの優先順位は低いので、無駄と思う仕事はやらないし、無駄と思う会議もやらない、ということが徹底されているようだ。</br>
デンマークデザインセンターのCEOも、お子様の迎えに行くために16時には仕事をやめる。家族のだんらんや楽しみを最優先に考えれば、夜遅くまで働くことなど論外なのだろう。</br>
一人一人が自分の人生を大切にするという考え方で「自立」しているので、全員が無駄なことはしないとなれば、自ずと生産性が高まるのだろう。デジタルを使っての効率化も世界の最先端を走っているし、組織のあり方もいかにフラットが効果的か、権限委譲はどの程度が合理的か、常に工夫し、変革し、いいものを探し続けている。</br>
働くことを義務とは考えていない。働くことを権利と考えている。自分の働く権利をどのように行使するかは自分が決める、という明確なスタンスがある。どのように働くかを選択する権利を持っている。社長も守衛さんも同等というのが市民の感覚の根幹にある。日本のような上下という感覚がないから、上意下達がない。全員が同等に生産性を議論していれば、それはきっと無駄なことはたちまち排除されるだろう。
</p>
<p>
日本でも、組織の中の一人一人が自分の人生を大事にすることに目覚め、「これは無駄なのでやめましょう」と勇気を持って議論し始めれば、グーンと生産性が上がっていくのではないだろうか。「家に早く帰ってもやることないし」とか言っている間は生産性を上げることは思いつかない。自分たちがまず変わることから始めれば、日本の社会構造も変わっていくに違いない。
</p>

<h3 class="heading">参考</h3>
 <div class="list-container">
 <ul>
        <li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2023/02/post-52.html">【横塚裕志コラム】デンマークって、どんな国？①</a></li>
        <li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2023/02/post-53.html">【横塚裕志コラム】デンマークって、どんな国？②</a></li>
        <li><a href="https://www.dbic.jp/activities/2023/02/post-54.html">【横塚裕志コラム】デンマークって、どんな国？③</a></li>
</p>
  </div>]]></description>
            <pubDate>Thu, 14 Sep 2023 10:57:00 +0900</pubDate>
            
                <category><![CDATA[<2>コラム]]></category>
            
        </item>
        
    </channel>
</rss>