【レポート】企業変革実践シリーズ第39回 AI時代における学びとキャリアオーナーシップ ――変化の時代に、自分と組織の「在り方」をどう再定義するか

DXやAI活用が進む一方で、多くの企業では「スキルを学んでも現場が変わらない」「制度を整えても人が動かない」といった課題が顕在化しています。第39回となるDBIC企業変革実践シリーズでは、こうした時代背景を踏まえ、「AI時代における学びとキャリアオーナーシップ」をテーマに、2026年4月21日にセッションを開催しました。

今回のゲストは、LinkedIn Japanで法人営業統括を務めるデミーザ美香氏。セッションでは、キャリアを単なる昇進や転職ではなく、「自分自身の在り方」を問い続けるプロセスとして捉え直す視点が共有されました。美香氏自身も、結婚や海外移住、キャリアブレイク、外資系企業での経験など、一直線ではないキャリアを歩んできたことを率直に語り、「キャリアオーナーシップを本格的に意識し始めたのは40代になってからだった」と紹介されました。

特に印象的だったのは、「学びには方向性が必要」というメッセージです。AI時代にはスキルの陳腐化スピードが急速に高まっており、LinkedInの分析では、現在の仕事に必要なスキルの約70%が2030年までに入れ替わるとされています。さらに、従来は長く通用していた専門スキルも、現在では約5年程度で大きく価値が変化すると言われています。そのため、単に知識を増やすこと以上に、「自分はどこへ向かいたいのか」「何を実現したいのか」という軸を持ち続けることが重要だと語られました。

また、AIが論理や処理を担う時代だからこそ、人間には「共感」「意味づけ」「関係性構築」といったヒューマンスキルがより求められることも共有されました。参加者からも、「キャリアをどう再設計すべきか」「組織と個人のWillをどう重ねるか」「AI時代に人間の価値は何か」といった問いが数多く挙がり、単なるLinkedIn活用や転職ノウハウを超えた、本質的な対話が行われました。

LinkedInについても、単なる採用プラットフォームではなく、スキルの可視化、ネットワーク形成、パーソナルブランディング、学習支援を統合した「キャリアのOS」として紹介されました。世界で10億人以上が利用するプロフェッショナルネットワークとして、実名制による信頼性の高い情報発信や、多様な人とのつながりを支える場になっていることが共有されました。

今回のセッションを通じて見えてきたのは、キャリア・ラーニング・インパクトは切り離されたものではなく、一つの循環として捉える必要があるということです。学びによってキャリアは更新され、その変化が行動となり、周囲や組織へ波及していく。AI時代に必要なのは、単に正解を知ることではなく、自分自身のOSを更新しながら、問いを持ち続ける力なのだと実感する時間となりました。

※以下は参加者との対話を、AI(ChatGPT/NotebookLM)を用いて整理したインフォグラフ、および解説Podcastです。

  • インフォグラフィック(NotebookLM)

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  • 音声(Podcast)

  • 当日の様子 linkedin04.jpg linkedin01.jpg linkedin02.jpg linkedin03.jpg

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