盛岡ターミナルビル株式会社 代表取締役社長 松澤一美さん

DBICを通じて活躍する方々のストーリーをお届けするケーススタディ。今回はトランスパーソナル短期集中に参加し、その後グループ会社の取締役などを経て、現在は盛岡ターミナルビル株式会社の代表取締役を務めている 松澤一美さんをご紹介します。

プログラムを通じて松澤さんは、これまでの自身の経験や想いを振り返ることができ、そして新しく挑戦していく原動力を得るきっかけになったと語っています。

最初のステップは、学びの習慣づくりでした。プログラムの動画は、1本5分程度であるものの、最初は終わりがみえず単調で続けるのが大変だったそうです。視聴していくにつれ、自身の経験や感情と紐づく瞬間に遭遇するようになりました。自分を振り返られることに気づいてからは、コメントをメモ代わりに残すようになっていきました。
気づきを得てアウトプットしていく。そうしたサイクルが出来上がって、学びの習慣が心地良くなったといいます。

そうして学習 を進めていくと、若い時と管理職になってから時の、自身の仕事の姿勢の変化についても自然と掘り下げていくことになりました。管理職になってからは、プロジェクトを様々な方を巻き込みながら計画的に、前に進めていくチャレンジはできるようになったものの、ゴールが確定していないものへのチャレンジがどうしても億劫になり、難しくなっていったそうです。先が見えないようなプロジェクトには、どうなるかわからないため、とりあえずやってみることが必要となることも自覚はしても、できなかったそうです。
学習サイクルを通じて、目標は見えてこないものに対して、ボールを投げたら何かしらフィードバックが来るような壁打ち相手のように活用できたといいます。

そして、松澤さんが盛岡に赴任し挑戦しているのは、社長として、会社のビジョンを示して舵取りをいくことです。その際にまとめ上げた言葉というのも、DBICでの学びを通して自分の中にかつてあった想いと経験とを棚卸してまとめていったものです。

そこに至るまで、どんな想いがあり、困難な課題があり、それを乗り越えるための実践のアクションがあったのか、ぜひ動画をご覧ください。

松澤さんのストーリーは、DXのためにはマインドセットが重要であり、これまでの過去の経験を気づきへと昇華していく内省や言語化のプロセスが重要であることを語っています。
松澤さんは引き続き、会社の代表としてビジョンを示し続けながら舵取りをしていきます。応援団でありたいという気持ちは新卒の頃から変わらず、変化したのは、「誰かを応援したい」から、「自分が勝手に応援したい」という気持ち。事業を舵取りするには関係性が大事であり、持続性を保つには仕掛けだけではなくて、一歩踏み出すことが大切だと語っています。
自分自身のビジョンが明確になったことでリーダーシップも一層パワフルになっていくことと思います。
松澤さん自身も体感いただいた"気づく力"こそがLX(Learning Transformation)のきっかけとなっていくことを今後も皆様と共有できましたら幸いです。

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