【レポート】UNLOCK Alumni #1 開催レポート エンゲージメントと越境で実現する持続可能なUNLOCK

DBICでは2026年5月21日、UNLOCK QUEST等の修了者・参加者を対象とした継続的な学びと実践の場「UNLOCK Alumni #1」を開催しました。第1回となる今回は、「エンゲージメントと越境で実現する持続可能なUNLOCK」をテーマに、UNLOCK後の気づきや変化をどのように日常の実践へつなげ、さらに組織や事業の変革へと広げていくかを探求しました。参加者によるインサイトは以下にまとめています。ぜひご覧ください。

冒頭のチェックインでは、参加者一人ひとりが、UNLOCK後の変化や現在の状態を共有しました。プログラムを経て視野が広がり、自分自身の価値観や違和感に気づきやすくなった一方で、日常業務や既存の組織構造の中に戻ることで、その感覚が少しずつ薄れたり、再び閉じ込められるように感じたりする場面もある。そうした率直な声が交わされました。

今回、特に印象的だったのは、期を超えたつながりの中で、対話が短時間で非常に深まっていったことです。所属企業や参加期は異なっていても、同じUNLOCKのプロセスを経験し、その感覚をつかんだ者同士だからこそ、説明に多くの時間をかけなくても、互いの言葉の背景にある実感や葛藤を受け取り合うことができました。初対面に近い関係であっても、安心して本音に近い言葉を出せる場が自然に生まれていたことは、UNLOCK Alumniならではの価値だと感じられます。

続くショートレクチャーでは、エンゲージメントを単なる従業員満足やスコアとして捉えるのではなく、ウェルビーイング、心理的安全性、裁量、共感、多様性、包摂性といった観点と結びつけて整理しました。組織の中で求められる「役割としての自分」と、自分本来の価値観や願いに基づく「自分としての自分」をどのように往復できるか。そのために、越境的で中立的な場がどのような役割を果たせるかを考える土台が共有されました。

その後のグループ対話では、エンゲージメントサーベイや委員会活動、理念浸透、ハラスメントへの不安、AI活用の進め方など、各社で起きている具体的なテーマが持ち寄られました。対話を通じて見えてきたのは、エンゲージメントを高めるための施策であっても、運用次第では現場に疲弊感ややらされ感を生む可能性があるということです。大切なのは、言葉や制度を増やすことではなく、「自分たちにとって意味ある関わりとは何か」を問い直し続けることでした。

UNLOCKされた個人が組織の中で孤立せず、新しい挑戦を一時的な気づきで終わらせないためには、同じ感覚を共有できる仲間との継続的な対話が必要です。今回のAlumniは、まさにそのための場として、参加者が互いの実践や悩みを持ち寄り、次の一歩を考える機会となりました。

DBICでは今後も、UNLOCK Alumniを通じて、修了者・参加者が期や企業を超えてつながり、互いに学び合いながら、UNLOCKの感覚を持続可能な実践へとつなげていく場を提供していきます。

文責:DBICディレクター 渋谷 健

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