2026年7月21日、高輪ゲートウェイ LX Hubとオンラインをつなぎ、「越境するトランスパーソナル vol.1―会社の枠を超えたつながりと探究を始めよう!」を開催しました。本イベントは、学びを個人の中に閉じず、企業や立場を越えた対話と実践へつなげる「トランスパーソナル・コミュニティイベント」です。今回は、日立アカデミー、JR東日本パーソネルサービス、東京電力の関係者有志にリードしていただきました。当日は会場とオンラインを合わせて約50名が参加。組織や立場を越えた継続的なコミュニティ学習が動き始めています。
AIやDXによって仕事と社会の前提が大きく変化する現在、求められているのは知識やスキルの習得だけではありません。自分自身のものの見方や無意識の前提を捉え直し、異なる経験を持つ人との対話を通じて、新たな選択肢を見いだす力も重要になります。当日は、短時間で取り組める「トランスパーソナル・エッセンシャル」とAIによる個別フィードバックを共通の入口とし、参加者が企業横断のグループに分かれて交流しました。
所属や肩書をいったん脇に置き、それぞれの関心や経験、現在向き合っている課題を共有すると、場は説明を聞く時間から、参加者自身がつくる時間へと変化。他社の視点に触れることで、自社では当然とされていた前提が相対化され、これまで見えていなかった可能性が浮かび上がります。グループごとに今後の学び方や目標も話し合われ、その場限りの交流にとどまらない具体的なアクションがスタートしました。
また、ディレクターの渋谷より、トランスパーソナル・エッセンシャル参加者の学習傾向に関する分析結果を共有しました。まず自分自身の時間の使い方を棚卸しし、週に30分程度の余白をあらかじめ予定として確保することが、学習の継続や修了につながりやすい傾向が見えてきています。業務上可能であれば就業時間内に取り組み、難しい場合には通勤時間など日常の動線に組み込むケースも、修了者に多くみられます。意欲だけに頼らず、学ぶ時間を先に設計しておくというアプローチは、参加者が実践を続けるための大きなヒントとなりました。
AIは、一人ひとりの内省を支援し、考えを整理するうえで大きな力を発揮します。一方、異なる立場の人と気軽につながり、経験や感情を持ち寄ることで生まれる偶発的な発見や協働は、AIだけでは代替しきれません。今回のような越境的な関係性が加わることで、創造的な気づきが具体的な実践へと育っていきます。
今後も、参加状況や学習傾向などのデータとAIによるフィードバックを活用しながら、人と人との対話を組み合わせたコミュニティの場を継続していきます。データドリブン、AIドリブンで学び方を進化させつつ、トランスパーソナルを一つの起点として、会社を越えたつながりから新しい実践と価値が生まれる環境をDBICから育ててまいります。
次回のコミュニティイベントは9月に開催予定です。会員の皆様のご参加を、関係者一同楽しみにしています。


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