【開催レポート】UNLOCK Alumni #3 学びを、実践から事業へ――UNLOCKし続ける力を育てる

2026年10月22日、「UNLOCK Alumni #3」を開催しました。ゲストは株式会社電通デジタルの神田さん。約3年間、学びを重ねながら自分自身の変化を仕事へつないできた実践を起点に、UNLOCKの狙いと、その先にある事業創出の可能性を語り合いました。

「そもそも、UNLOCKって何だろう?」。冒頭に出たのは、そんな根本的な問いでした。しがらみからの解放、生まれ変わること、当たり前を疑うこと。神田さんが語ったのは、劇的な変身ではなく、家族に強く反応する自分や、仕事の失敗から最悪の未来を想像してしまう自分に気づき、少しずつ選び直せるようになった変化です。「理想の自分」より、揺れ動く自分を受け入れる。そこに、UNLOCKの一つの本質が見えてきました。

第一のインサイトは、UNLOCK QUESTが知識を教えるだけの研修ではなく、自律的に成長し続けるための認知構造と行動様式を育てるプログラムだということ。心理学・脳科学の知見を踏まえ、未来年表、内面への探究、自然体験、アート、ストーリーテリング、対話と実践を意図的に組み合わせています。集中と探索、直感と熟慮、身体感覚と言語化を行き来し、自分の思い込みに気づき、意図を見つけ、行動へつなげる。その体験の順序にも意味があるのです。

第二は、個人の気づきを組織全体の変革へとつなぐ、トランスパーソナルからUNLOCK QUESTまでの一貫した学習設計です。日常の中で自然に学びに触れる「ショート」で認知の裾野を広げ、オンラインで手軽に取り組める「エッセンシャル」で自分の考えや課題を整理する。AIによる個別フィードバックを通じて、個人やチームの現在地も見えてきます。さらに「アドバンス」では継続的な対話と実践を重ね、「UNLOCK QUEST」では変革の起点となるリーダーへ。そして「Alumni」で企業を越えた実践者同士がつながり、新たな挑戦を生み出していく。個人の自律的な成長と、組織的な人材育成、企業間の共創を一体として支える仕組みなのです。

第三は、学びが実際の事業につながったという実例です。神田さんは、マーケティング戦略があっても部門間の壁で実行が進まない顧客課題に対し、インタビューや調査で組織の状態を可視化し、相互理解を促すワークショップを実施。継続的な組織開発支援へと発展させました。自己探究で得た視点を、これまでの専門性と掛け合わせ、顧客への新しい価値に変えていったのです。

学びは、修了証を受け取った瞬間に完成するものではありません。気づき、試し、振り返り、仲間とつながり直す。その循環が続いてこそ、個人の変化は組織や事業を動かす力になっていく。今回の対話は、UNLOCKからAlumniまでを、一人ひとりの挑戦を支える学習エコシステムとして捉え直す時間となりました。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

※以下は参加者との対話を、AI(ChatGPT/NotebookLM)を用いて整理したインフォグラフです。

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文責:DBICディレクター 渋谷 健

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