【レポート】実践型ビジネス創造トレーニングプログラム(2017年8月期)

今回は「松戸市を『若者が暮らし、働きたいまち』にするために何ができるか」をテーマに、リアルな地域課題の解決に挑戦。主任講師はDBICディレクターの岩井秀樹です。 本プログラムは事前に4日間のデザインシンキングワークショップを受講して基本的なメソッドを習得済みであることが参加条件となっているため、松戸市からの期待も高く、全面的なバックアップを受けることができました。 1日目はフィールドワーク。松戸市役所住宅政策課と政策推進課の職員の皆様からスタートし、グループに分かれてNPO法人MamaCan、大畠稜司建築設計事務所、まちづくりクリエイティブ、コペンカレッジ、omusubi不動産、そしてパパLABOと、地域で活動をするキーパーソンにインタビューを行いました。松戸駅と常磐平駅周辺の街歩きを担当したグループも。 2日目はフィールドワーク結果の共有、分析、統合。松戸市主催の婚活イベントのために特別開放された松戸文化ホール展望台の見学ができたのは、参加者にとって特別な思い出となりました。 3日目の最終日はいよいよアイデア出しです。フィールドワーク、分析と積み上げてきた様々な視点からペルソナを設定し、「松戸市を若者が暮らし、働きたいまちにする」というテーマに立ち返って4チームからのストーリー型プレゼンテーション。 公園を目的別に再定義する新しい活用、空き家活用によるカルチャーきっかけの交流促進、他県や提携都市との連携による活性化、婚活を中心としたライフイベント支援など、現場で足を使ったフィールドワークから生まれた高密度なアイデアが並びます。 発表内容については他のチームからの質問はもちろん、日々の取り組みを行っている松戸市から行政視点での気付きや課題についてリアルタイムでレビューが入るのも、実践型ビジネス創造トレーニングならではの醍醐味です。 本プログラムは一度本日で終了となりましたが、この中から生まれたアイデアをブラッシュアップし、実際の松戸市の政策に反映できるかどうかの議論とプロトタイピングの機会が9月に予定されています。 松戸市役所の皆様、ご協力ありがとうございました。

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