【レポート】UNCHAIN QUEST2023下期 修了

DXを実践するための組織変革リーダー育成プログラム 「UNCHAIN QUEST」、2023年下期のプログラムも12月18日のオフサイトセッションをもって無事に修了しました。8月からの約4か月にわたるプログラムを12名の参加者が相互に支え合いながら完走し、次のステージへとつないでいます。

UNCHAIN QUESTの最終回となる成果レビュー会は、DBICのパートナー施設でもある熱海の123MUSICにて、参加者同士の対話を中心に実施しました。参加者は参加当初の目的意識に立ち返った後、4か月間にわたるデータビジネス・ラボ、戦略シナリオ・クリニック、EGB基礎、デザインシンキングなどのインプットと、自らの実践によって得られた学びを振り返ります。そしてその学びから見えてきた真なる課題、つまり変革のために自らがこの先コミットすべきことを探究していきました。

今回の探求から見えてきたものはリーダーシップの在り方。矛盾しているようですがUNCHAIN QUESTを通じて本当の意味で変革のリーダーシップを実現し、継続することの難しさを理解したが故の結果でした。とくに理解するだけでは足らず実践が必要なこと、一人では足らず仲間が必要なこと、そして一組織では限界がありボーダレスなつながりが必要なことが見えてきています。しかもいずれも過去の延長を断ち切って、今ある水準を大きく超えていくことが必要であることから、むしろQUEST開始当初よりも危機感を強め、より深く複雑な問題に向き合うことになっていました。しかしながら開始当初と大きく違うのは、その問題に対して当事者としてコミットして動き続けることができるマインドセットと知見とそれを支える仲間・ネットワークを得ていることです。

UNCHAIN QUESTとしてはここで一区切りとなりますが、2024年1月からは自主的な場を持つことで探究を継続すること、また具体的な成果創出に向けてアクションを起こしていくことを確認しています。DBICとしてもEGB実践研究会やソーシャル・イノベーション・プロジェクトなどの場を通じてUNCHAIN QUEST修了者の活動を継続支援していきます。またこうした具体的なアクションの輪を広げるために、UNLOCK QUEST/UNCHAIN QUESTなどをさらにバージョンアップしてお届けしていきます。

(文責:DBICディレクター 渋谷 健)

他のDBIC活動

他のDBICコラム

他のDBICケーススタディ

一覧へ戻る

一覧へ戻る

一覧へ戻る

このお知らせをシェアする