DXやイノベーションに必要な個々人のマインドセット形成のために提供する、トランスパーソナルプログラム。2023年度も3回にわたる短期集中プログラムがすべて修了しました。今期の最大の特徴はAIの活用とゲーミフィケーションの採用。より多くの参加者が楽しみながら、自らのUNLOCK(囚われ・既成概念から自らを開放すること)に取り組み、主体的・創造的に実践につなげていっています。
2023年度はChatGPTをはじめとするAIのインパクトを大きく感じる1年でした。それはトランスパーソナル短期集中プログラムも同じでした。ライブ・セッション(オンラインと対面での双方向型のセッション)や、デイリーコーチング(Slack上で行っているチャット形式のコーチング)にAIを組み込むことで、より精度高く個々の学びをサポートすることを可能にしています。また同時参加できる人数の上限を大幅に増やし、70名規模でも実施することができました。さらにそれぞれの学習&実践状況をデータで見える化し、お互いにゲーム感覚で競争できるようにしたことでより楽しんで参加いただける環境を整えることもできました。
また、2024年3月22日終了した、短期集中プログラムの成果共有の場である「コミットデザイン発表会」では、非常に興味深い成果も得られました。参加者相互の対話の時間を設け、その意見を踏まえて、トランスパーソナルを踏まえて変革を起こしていくために何が課題であり、どう進めていくことが必要なのかを、AIも活用してレポートにまとめて共有しています。まだまだ荒い内容ではありますが、十分に実践につなげていくためのガイドとなりました。
【変革課題(参加者対話結果より)】 ● 組織文化とリーダーシップのギャップ ● 変革への抵抗 ● 変革の継続性の欠如 ● リーダーのコミットメント不足 ● スキルと能力のギャップ
【変革へのアプローチ(参加者対話結果より)】 ステップ1 認識と関心の喚起 ステップ2 初期参加者の確保と育成 ステップ3 積極的な実践と共有 ステップ4 積極的な実践と共有 ステップ5 評価とフィードバックのループ
トランスパーソナル短期集中プログラムは2024年度も、もちろん継続展開していきます。LX-HUB構想もにらんで新たなラーニング・テクノロジーも採用していく予定です。データ分析やAI活用も磨きをかけて、さらに楽しく、パワフルにご提供して参ります。今後の展開もぜひ楽しみにしていてください。
(文責:DBICディレクター 渋谷 健)
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