3月27日、ITに関わる6団体が集まって、BA定着連絡会を開催した。暫定事務局のIT協会 百瀬専務理事、JUAS 中島専務理事、エンタープライズ・アジャイル勉強会 川口代表、JISA 宮本専務理事、IIBA 寺嶋代表理事、CeFIL 横塚理事と、各団体の責任者が集まり議論を開始した。
そもそもの発端は、IT協会 横川氏とIIBA元理事 清水氏と横塚の3人で「BA(ビジネスアナリスト)をなんとかしたい」という同じ思いから動き出したものだ。ただ、動き方や当面のゴールなどはイメージできていない。連絡会は、「BAという役割・業務を多くの日本企業に認知していただき、広く定着していくことが今後の日本企業の事業発展に欠かせないことではないだろうか」という問題意識から始めたばかりだ。この先のことはこれからみんなで相談するという感じだ。
発起人3人の問題意識、また6団体のそれぞれの問題意識はそれぞれ違うと思うが、私の問題意識は以下の通りだ。
以上、8つの懸念点を書いたが、いずれもBAという役割を担うプロ人材がいないから発生している課題ではないかと私は思う。一足飛びに育成はできないが、無自覚のままBAの仕事をしている方が実は大勢いらっしゃるとも推定できるので、企業内での役割認知とBA業務の理解を促進するなど、やるべき施策が多くあるように思う。
発起人3人の平均年齢は70歳であり、仕事は年齢でやるものではないというものの体力的衰えは隠せない。若い方で、議論に参画し、新しいウエーブを自分で起こしていきたいと思う人の力を借りたい。そう思う人は、IT協会でもCeFILでも連絡をしていただけるとありがたい。海外では、BAのうち6,7割が女性とのことなので、男女関係なく手を上げていただきたい。
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