【レポート】DBIC地方創生研究会 キックオフイベント

冒頭にコーディネーターを務める渋谷健から「かせぐまちづくり」という研究会全体のテーマが提示され、モデレーター岩井秀樹による宮城県石巻における地方創生を通したミクロ視点からの問題意識が解説されます。 続いてはゲスト3名によるショートピッチ。危機管理のスペシャリスト浅野竜一様による「集団浅慮を防ぎ、他の解決策の可能性を示唆すること」の重要性。地域ヘルスケアのスペシャリスト平野治様からは「寿命という視点」の必要性。そして地域金融のスペシャリスト江上広行からは「意図を持ってお金を幸せに使える」可能性がそれぞれ語られました。 ここからワークショップに突入します。参加者が考える地方創生の「High ドリーム:最高の状態」「Low ドリーム:最悪の状態」を軸に、会場の床に付箋に書き出したキーワードを貼り巡らせます。 参加者が「最高」「最悪」「短期」「長期」のマトリクスに応じて4チームに分かれると、チームでステークホルダーのペルソナを設定して発表。続いてチームとペルソナを自由に入れ替わりながら発言し合う「ワールドワーク」に突入し、会場の盛り上がりが最高潮に達します。 「地方創生は儲かるのか?」「誰がやるのか?」「若者と高齢者とどちらを尊重するのか?」「外国人が集まるのは地方創生なのか?」「地方が盛り上がればいいのか?」「都会に人口集中させるコンパクトシティでよいのではないか?」「みんなでやるべきなのか?」「補助金がなくなったらどうしたらいいのか?」 意見が発散しきったところで冷静に分析してみると「地方創生は善であり、地方を捨てるのは悪」「税金・補助金」といった「無意識の前提」があることに皆が気づきます。引き続き「地方創生の状況として、最悪の状態とは」をテーマに変えて議論を続けますが、そこでも参加者によって認識が異なり、合意はできません。 ここで渋谷が「最悪の状態すら合意ができないのが地方創生の現場で起こっていることであり、ここがスタートラインです」と締めくくります。まだまだ話し足りない参加者は懇親会でも議論を続けていました。 発散しきった議論が、残り7回のプログラムを通してどのような「論文」そして「提言」として取りまとめられていくのでしょうか。次回の地方創生研究会は12月14日の開催の「ワイガヤセッション #1」。地方の最前線でビジネスを興している若いビジネスパーソンをゲストに迎えて開催します。

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