2023年6月16日、DBICが推進するソーシャル・イノベーション・プロジェクト「障がい者雇用促進プロジェクト」のキックオフイベントを恵比寿にて開催しました。本プロジェクトはDBICの会員企業有志により、日本の障がい者就労にオープン・イノベーションを起こすこと目的に2022年より活動を推進してきています。
この背景には新型コロナウィルスをきっかけに大きく変化した働き方、就労形態があります。それはDXによる前向きな変化があるとともに、一方でオフィス内でのサポートなどを行っていた特例子会社などでは従来の仕事がなくなってしまっていたという事実があります。これは多くの特例子会社で起きている問題です。
しかしながら特例子会社個社の能力、情報、資金には限界がありました。一方で業界を問わずに多くの企業で起きている問題でもあるため、共通課題認識を持ったDBIC会員を中心に13企業と1福祉法人が集まり、非競争力領域の取り組みとして議論してきました。そして次世代の障がい者雇用プラットフォーム構築し、DBIC内だけでなく日本社会において、障がい者雇用の可能性を開いていくことを意図して、今回2023年度からの活動のKickOffを開催しています。
このプロジェクトでは2023年度からは障がいという概念をUNLOCKし、事業部門と特例子会社の二人三脚により、障がい者雇用プラットフォームとして、障害がある方の可能性を引き出す事業創出モデルを確立していくことを目指していきます。各社でのトライアルをすすめながら具体的なモデルを確立し、随時発信していきます。DBICとしてもプロジェクトの状況は随時発信して参ります。今後の活動に是非ご期待ください。
なお、本プロジェクトは2023年6月20日放送のNHK ニュースウォッチ9でも取り上げていただきました。
本プロジェクトの詳細説明は以下の当日のアーカイブ動画をご参照ください。
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