2023年度の締めくくりとして、QUEST成果報告会を2024年3月14日に恵比寿にて開催しました。2023年度に開催したUNLOCK QUEST、UNCHAIN QUESTの終了者が、それぞれの未来へのコミットメントを発信しています。またSIP（ソーシャル・イノベーション・プロジェクト）からも活動報告をいただきました。新たな旅がまたDBICから始まっていっています。
2023年度はUNLOCK QUEST（上期・下期）と、UNCHAIN QUEST（上期・下期）を開催し、延べ45名が修了しています。今回の成果発表ではその中から自身の変革への想いと現在進行形でチャレンジしていること、そして創りだそうとしている未来へのコミットメントを8名の方に代表して共有いただきました。
UNLOCK QUESTの修了者からは、個人が既成概念から解放されることで、どのようにものごとの見え方・感じ方が変わったのかが強調されました。社会に何が求められ、組織はどうあることが必要であり、自分自身が何を為すべきか。これを言語化することで複雑で困難な問題に向き合い、学び、可能性を開くマインドセットを自分のものすることの重要性を示してくれました。
UNCHAIN QUESTの修了者からは、それぞれが組織内外を巻き込んで進めている変革への取り組みが共有されました。個人が変容し、組織が過去の延長から脱していくことでどんな変化が起きてくるのか。AIの技術なども活用することで、それはいかに加速できるのか。十分に変革の可能性があることを、実践をもって証明してくれました。
最後にSIPから障がい者雇用促進プロジェクトの取り組みと、そこからの学びについても共有いただいています。実際に社会課題を解決していくこと、従来の枠組みを超えて動かすことに挑むことで何が起きるのか。その実践知は、これからUNLOCK QUEST/UNCHAIN QUESTの修了者たちがさらに前に進むためにたいへんに参考になるものでした。
2024年度もUNLOCK QUEST/UNCHAIN QUESTは、さらに磨きをかけて展開していきます。もちろんこれまでの修了者の方々もさらなるチャレンジを進めていくことになります。DBICから生まれてくる、新しい未来にぜひご期待ください。
（文責： DBICディレクター 渋谷 健）
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