【レポート】UNLOCK QUEST 2024年上期 

個々人の既成概念への囚われを解放し、変革へのマインドセットを形成するUNLOCK QUEST。2024年上期のプログラムは定員いっぱい・満員御礼でスタートしました。エグゼクティブを含めた幅広い年代・異なる職種・多様な経験を持った方々が参加しています。

UNLOCK QUESTは、組織変革に立ち向かうエグゼクティブやリーダーの皆さんにぜひ受けていただきたいプログラムです。
なぜ、組織変革のためのプログラムジャーニーの最初で、個人に焦点をあてているのか。その理由は以下2つになります。

  1. 自身の深くから湧き出る「私は何をなすのか」は困難な変革を進める原動力になること
  2. 個人と組織はフラクタルの関係にあり、個人の探求で育まれる「メタ認知能力」は現組織の構造上の問題・課題を探求する際にも有効であること

今回は、UNLOCK QUEST第3回までのサマリをお送りします。

第1回 5月20日「Kick Off」
プログラムの参加メンバーが初めて顔を合わせる初回は、
お互いの受講背景・意図を共有し、日本社会は過去どんな遷移があったのか、この先どのような変化が予想されるか、を対話しました。
この対話により、日本社会および日本企業が抱えている課題について、腹落ちした感覚を持つことを狙いとしています。
ここから、約3か月にわたる「個の変革」の旅が始まります。

第2回 5月24日「LXとは何か?」
今自身がおかれている状況、これから目指したい世界を、ワークを通じて表現し、対話を重ねました。五感を活用したワークを活用することで、自身の深くにアクセスすることが可能です。
また、「世の中で起きている複雑な問題」に目を向けます。これにより、「既成概念にとらわれ思考停止している」私たちのあり方と「社会で起きている複雑な問題」が実は紐づいているという気づきを得ます。
さらに、自身に貼っている「レッテル」(=思い込み)の探索を行いました。
第2回では、現状のネガティブな面を深く掘り下げました。ネガティブを知ることは、この先の探求の原動力となります。

第3回 6月7日~6月8日 「なぜLXが必要なのか?」
2日間のキャンプ・セッションは、天気にも恵まれました。
気持ちの良い自然の中で、共通体験と対話により参加者自身の探求と、参加者同士の相互理解を深めました。
初日は、日常業務から離れた環境で、「この自然に対し私たちはどう影響を与えているか」という問いを出発点に対話を重ね「私たちは本当に変革をしたいのか」「私たちにとって仕事とは何か?人生とは何か?」本質的な問いと向き合う時間を持ちました。
翌朝は、すがすがしい空気の中、第2回で発見した「レッテル」を手放し、「どうありたいか」を再認識する静かな時間を持ちました。
日常の環境では、限られた思考の中での発想にとどまりがちですが、日常業務から離れた自然環境のなかで、自身の根源からの「私は何をなすのか」に気づくことを狙いとしています。

まだUNLOCKの旅は始まったばかり。残り9回のUNLOCK QUESTでは、キャンプで見つけた「どうありたいか」を起点に「私は何をなすのか」をさらに探求します。また、実践のためのアクションを定めていきます。参加者の皆さんと、変容の旅を続けていきます。

(文責 DBICコーチ 神田 知典)

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