前回のコラムで、イノベーションを起こすためにはその動機となる「トリガー」を発見することで初めて着手できると書いた。今回は、そのトリガー、例えば、血液サラサラの会社にしたい、とか、おいしい日本酒を造りたい、とかというトリガーを基に、その内容を構想していくためにはどうしたらいいかを書こうと思う。
イノベーションを具体的に「構想」していくためには、「構想」のスタートから、ビジネス部門をリーダーとしてデジタル担当も入れたチームを組成し、アジャイル方式で活動することが一番の早道だと思う。その理由が以下の通り。
その理由を考えてみると、以下のことがありそうだ。
アジャイルは、システム開発のプロセスとして使われているケースが多いが、ビジネス変革の「構想段階」から使うことが効果的だ。 その理由は以下の通り。
デジタルがキーとなるので、「やもり」なデジタル担当をチームに入れることがポイントだ。「やもり」とは、「やってみましょう」「もっとこうしませんか」「リーズナブルに考えましょう」と言える人だ。 くれぐれも、「むかで」の人は遠慮願おう。「むかで」とは「むりです」「かんべんしてください」「できません」という人だ。
他のDBIC活動
他のDBICコラム
他のDBICケーススタディ
【レポート】2025年6月 DBICアップデート②:なぜマインドセットが重要なのか?~DBICのプログラムとその関係性について~
【レポート】2025年6月 DBICアップデート①:新拠点「LX HUB」始動へ、学びの変革を加速する新方針を発表
【レポート】IMDエグゼクティブラウンドテーブル ~AI時代のエグゼクティブに必要な「学び」と「進化」~
【レポート】IMD x PIVOT Strategy Boot Camp 開催
一覧へ戻る
一覧へ戻る
一覧へ戻る