IMDでAIを専門領域とし、エグゼクティブプログラムの学部長をされているミシェク教授をお招きして、DBICメンバー企業の幹部の皆様とのディスカッションを6月9日に行った。AIのインパクトの大きさを改めて体感したので、感じるところを書こうと思う。
「AIは、「電気」と同じレベルの大きな産業革命を起こそうとしている。便利なツールと考えていたら大間違い。「電気」の前後で産業が大きく変貌したのと同様に、AIで既存産業や既存の仕事が大きな影響を受ける。」と言う。
つまり、既存事業が「AIディスラプション」の大波を受けるということだ。「AI後に」生き残るために、何をすればいいのかを考えてください、という重大なメッセージと受け止めた。
では、「電気」で何が起きたのだろうか。「電気」の前と後では、全く企業のビジネスモデルが変わっている。AIでも、自社のビジネスモデルを大きく構造的に変化させることができないと、生き残れないということだろう。
工場が変化する経緯がとても興味深い。エンジンを電気に変えただけでは効果は出ず、小さいモーターにして「流れ作業」というプロセスを「発明」してから、生産効率が爆上がりして、電気が普及し始めたという話を読んだことがある。つまり、新しい技術というのは、前のままのプロセスを一部代替する程度では効果は上がらず、根本的にモデルを変えることで大きな改革ができるというお手本のような話だ。
では、AIという新技術でどのように産業を変えることができるだろうか。一部代替ではなく、根本的なモデル替えを私なりに以下に考えてみた。
例えば、ソフトウェア開発の自動化という動きがある。
AIエージェントに趣旨を伝えるだけで、趣旨に沿ったプログラムを自動的に作成することが始まっている。「Windsurf」に「保険申し込みシステム」と入れるだけで、あっという間にプロトタイプができあがる。
教授からは数多くの示唆をいただいたが、重要なメッセージは以下のことだと思う。
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