トランスパーソナルへの誘い

DBICを通じて活躍する方々のストーリーをお届けするケーススタディ。今回はUNLOCK QUEST 2022年上期を修了したメンバーが取り組む、「トランスパーソナルへの誘い」の活動についてご紹介します。

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(TPへの誘い 第6回レポートより)

「トランスパーソナルへの誘い」とは、QUEST修了メンバーが取り組むプロジェクトの一つです。マインドセットの醸成・意識の変容の一歩目となるトランスパーソナルやUNLOCK QUESTへの興味関心を高めることを主目的として、体験型ワークショップを実施しています。
2022年の9月に初回を実施して以来数ヶ月に1度開催し、2024年2月現在、ワークショップの実施は計7回となり、継続した取り組みとなっています。

そもそも、何故このプロジェクトが始まったのか。
きっかけは2022年の夏、UNLOCK QUEST最終セッションの日のことです。
セッション中の気づきとして挙げられたのは、UNLOCKの1番の鍵となる"自分を知ること"が如何に難しいか。
自分自身を見つめ、内省する場を得て、学んだことのアウトプットの繰り返しによって人は変わると、UNLOCK QUESTを通じて彼らは実感しました。それには、学び合える仲間が欠かせない存在であることにも気がつきました。

DBIC【UNLOCK QUEST 2022】 FINAL!

仲間と対話をしながら学び、そして自分を知っていく喜びを味わう体験を、今度はより多くの若手や中堅の方に味わってほしい。自分自身が変わるための、一歩踏み出しやすい準備やきっかけを、ワークショップファシリテーションを通して提供しよう。そんな思いから始まりました。

ワークショップの設計は、トランスパーソナルとは何か、そしてそこで得られることの一部を2時間ほどで体験できるようになっています。この学びは自分のためになると感じ、もっと深めたいと思った参加者のために、トランスパーソナルやUNLOCK QUESTを案内しています。

実施する中で彼らが気付いたことは、「参加者みなさんの悩みは根っこが共通している」ことです。対話を通して悩みを発散すると、「私も同じ悩みだ」「あるある」と共感が生まれ和気あいあいとした楽しい会となり、参加者の気持ちが解放され、前向きになっていきます。
会社の中で業務をしているとどうしても考えの枠が狭くなり、自分が何にどう悩んでいるのかも気づかなくなります。別の会社の方と話して、共通点を見つけると気づきを得ることができる機会を提供できているそうです。

また参加者には、ワークショップを通して共通で会話できる仲間が増えたという副次的な効果も出ています。DBICのイベント、トランスパーソナルへの誘いがなかったら会っていなかった人、話さなかったであろう人との交流が生まれたことは、彼ら運営メンバーのためにもなったし、会社のためにもなったということです。
色んな人たちと繋がると良い刺激になることは、運営メンバーの彼らがQUESTのセッションで感じたことでもあります。 色んな人と知り合うことで、新しい知恵が得られ、関係が広がり深まる、それが糧になる。彼らのそんな体験を、今度は提供する側として参加者にもたらすことへとつながっていきました。

プロジェクトを振り返る中で特に印象的だった言葉は、「自分自身が変わると物事の見方、考え方や、受け取る知識も変わっていく」ということです。
今まで与えられていたものではないもの、知ろうと思ってなかった知識をつけると考え方が変わり、それが刺激になる。そして次第に会社の働き方、姿勢も変わっていくということです。

そんな実践を通しての気づきに至るまで、どんな想いがあり、困難な課題があり、それを乗り越えるための実践のアクションがあったのか、ぜひ動画をご覧ください。

【ケーススタディ】トランスパーソナルへの誘い

一歩踏みだす勇気さえあれば、なんでも楽しくできる。一歩踏み出して、UNLOCKの世界に入っていくと、道が増えた。モヤモヤが晴れると、もう一歩深いところまでいける。
そんな彼らの原体験を多くの方にもシェアする仕掛けは功を奏しつつあります。

初回開催時は5人だった運営メンバーも、トランスパーソナル短期集中修了生もサポーターに加わり、運営形態もサスティナブルに進化しながら新たな風が吹きつつあります。
更に、ワークショップ参加者やトランスパーソナル修了者のコミュニティも各社に立ち上がっており、学びの変革となるLX(Learning Transformation)は、QUEST修了メンバーからどんどん、確実に広がっていっています。

自分達の学びや体験をもっと広げて伝えていきたい。この想いを起点としたLXの広がり、そして彼ら運営メンバーとワークショップ卒業生たちの今後の活躍に乞うご期待ください。

(文責:DBICスタッフ 木村 有沙)

参考

(文責:DBICスタッフ 木村有沙)

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